2024年9月6日に開幕した『2024全日本選手権トラック』。
開催初日に、男子のチームスプリントが実施された。
チームスプリントのルール
3人1組で行われるレース。3人が縦1列になって走行し、1周ごとに先頭の選手が離脱。最後に残った1人がフィニッシュしたタイムで勝敗が決まる。
| 日本記録 | |
| 男子 | 42秒078（長迫吉拓、太田海也、小原佑太／2024年） |
| 女子 | 47秒932（酒井亜樹、佐藤水菜、太田りゆ／2023年） |
男子には4チームがエントリー。競輪選手によるチームのCapricornis cramerpro（吉川起也、村田祐樹、志田愛希飛）のほか、昨年決勝に進んだ日本大学、日本体育大学、そして鹿屋体育大学の大学3チームが出場。
また、エキシビジョンとしてJPCA（簗田一輝、渡邉雄太、深谷知広）、ナショナルチームA（長迫吉拓、太田海也、小原佑太）が参加した。
決勝
予選での上位2チームが出場する決勝へと駒を進めたのは、Capricornis cramerproと日本大学の2チーム。
予選のタイムトライアルでは日本大学に1秒ほどの差をつけて一番時計となったCapricornis cramerpro。
ホームにCapricornis cramerpro、バックに日本大学となった決勝戦は第1走からCapricornis cramerproが攻めていく。最終周回には半秒ほどのリードで入ったCapricornis cramerpro。実力の差を見せる形で日本大学に約1秒の差をつけてCapricornis cramerproが先着。45秒941のタイムで優勝を飾った。
日本体育大学と鹿屋体育大学の3位決定戦を制したのは日本体育大学となった。
| 順位 | 所属 | 選手名 | タイム |
| 1位 | Capricornis cramerpro | 村田祐樹 吉川起也 志田愛希飛 |
45秒941 |
| 2位 | 日本大学 | 髙佐龍太郎 村上明 松岡勇斗 |
46秒898 |
| 3位 | 日本体育大学 | 小嶋海音 清水敦希 片野樹 |
47秒557 |
選手コメント
村田祐樹（Capricornis cramerpro）「予選を終えた後、それぞれの走り方の部分でメンバーと話し合ったのですが、その結果、決勝でタイムを伸ばすことができて（46秒642→45秒941）よかったです。このチームで今後も走ることがあると思うので、さらに伸ばしていきたいと思います」
