出場権を獲得した「14人」の最高峰選手たち
11月23日に開幕する『2024トラックチャンピオンズリーグ』に向け、パリオリンピックの前後で招待選手の第1弾と第2弾が発表されている(2024年9月12日現在)。
選考大会で優秀な成績を収め、2024年大会への出場枠が割り当てられた14人の選手たちを紹介する。
第1弾の招待選手
★『パリ2024オリンピック』メダリスト
選手名 | 国 | 主な選考成績 | ||
短距離 | 男子 | ★ハリー・ラブレイセン | オランダ | 2023トラックチャンピオンズリーグ総合優勝 |
ニコラス・ポール | トリニダード・トバゴ | 2024パン・アメリカ選手権 スプリント・ケイリン優勝 | ||
★マシュー・リチャードソン | オーストラリア* | 2024オセアニア選手権 スプリント・ケイリン優勝 | ||
女子 | ★エルレス・アンドリュース | ニュージーランド | 2023トラックチャンピオンズリーグ総合優勝 | |
マーサ・バヨナ | コロンビア | 2024パン・アメリカ選手権 ケイリン優勝 | ||
ルス ダニエラ・ガシオラ ゴンザレス | メキシコ | 2024パン・アメリカ選手権 スプリント優勝 | ||
★エマ・フィヌカン | イギリス | 2024ヨーロッパ選手権 スプリント優勝 | ||
中長距離 | 男子 | ディラン・ビビック | カナダ | 2023トラックチャンピオンズリーグ総合優勝 |
橋本英也 | 日本 | 2024アジア選手権 オムニアム優勝 | ||
女子 | ケイティ・アーチボルド | イギリス | 2023トラックチャンピオンズリーグ総合優勝 | |
アニータ イボンヌ・ステンバーグ | ノエルウェー | 2024ヨーロッパ選手権 オムニアム優勝 |
※マシュー・リチャードソンは8月19日に競技国籍をイギリスに変更。上記の表では第1弾での記載を参照している。
2024年7月5日、『2024トラックチャンピオンズリーグ』招待選手の第1弾が発表。
2023年大会の総合優勝者に加え、日本の橋本英也など、2024年の各大陸選手権で優勝した選手が選出されている。
『パリ2024オリンピック』後の招待選手
選手名 | 国 | パリ2024オリンピック成績 | ||
短距離 | 男子 | ジャック・カーリン | イギリス | スプリント3位 チームスプリント2位 |
マシュー・グレーツァー | オーストラリア | ケイリン3位 チームスプリント3位 |
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女子 | ヘッティ・ファンデヴォウ | オランダ | スプリント4位 ケイリン2位 チームスプリント4位 |
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中長距離 | 男子 | ベンジャミン・トマ | フランス | オムニアム優勝 マディソン11位 チームパシュート6位 |
ユリ・レイタオ | ポルトガル | マディソン2位 オムニアム優勝 |
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ファビオ・ファンデンボッシェ | ベルギー | オムニアム3位 マディソン10位 |
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女子 | ダリア・ピクリク | ポートランド | オムニアム2位 マディソン7位 |
『パリ2024オリンピック』終了後の8月23日、第2弾の招待選手が発表。男子オムニアムで優勝したベンジャミン・トマら、メダリスト7選手が選出た。
残る選考大会は『世界選手権』のみ
第1弾・第2弾の招待選手が全員出場する場合、残る出場枠は「54」。
2024年大会の開幕まで、残る選考大会は10月16日からデンマークで開催される『2024世界選手権トラック』のみ。
ロサンゼルスに向けた新たな4年間の幕開けとなる世界選手権とトラックチャンピオンズリーグ。だれがアルカンシェルを獲得し、世界最高峰の選手が集う舞台に立つのか。
今後の追加発表もチェックしつつ、『2024トラックチャンピオンズリーグ』を楽しみにお待ちいただきたい。
参照
第1弾:大会公式リリース(2024年7月5日)
第2弾:大会公式リリース(2024年8月23日)
過去のレースレポートなど『UCIトラックチャンピオンズリーグ』についての記事はコチラ
「人として成長できた遠征」橋本英也のブルージャージ奪取は成らず/2023UCIトラックチャンピオンズリーグ第5戦(最終戦)