8月5日〜8月11日に開催される『パリ2024オリンピック』自転車トラック。
本記事では、開催国フランスの自転車トラック代表選手団を紹介。フランス自転車競技連盟の公式サイトにて公開されている選手団一覧をもとにお伝えしていく。
FEDERATION FRANCAISE DE CYCLISME「French Team Selections」
フランス代表選手団(トラック)
※リザーブ含む
代表選手 | 出場枠獲得種目 | ||
トラック短距離 | 男子 | フロリアン・グレンボ セバスチャン・ビジエ ライアン・エラル メルビン・ランデルニュー |
スプリント ケイリン チームスプリント |
女子 | マチルド・グロ タキ マリー ディヴィン・クアメ |
スプリント ケイリン |
|
トラック中長距離 | 男子 | トマ・ブダ トーマス・ドゥニス バレンティン・タベリオン ベンジャミン・トマ オスカー・ニルソン ジュリアン |
オムニアム マディソン チームパシュート |
女子 | ヴィクトワール・ベルト マリオン・ボラス クララ・コッポニ バレンタイン・フォルタン マリエ・ネット |
フランス自転車競技連盟の選抜選手一覧には、各種目への、各選手の出場種目、正選手・リザーブ選手の内訳は発表されていない。
出場枠獲得種目:UCI QUALIFYING PLACES AS OF 23.07.2024
【注目選手】マチルド・グロ(女子短距離)
主な成績
開催年 | 大会 | 結果 |
2024 | ネーションズカップ第3戦 | スプリント優勝 |
ネーションズカップ第2戦 | スプリント2位 | |
ネーションズカップ第1戦 | スプリント3位 | |
2023 | ネーションズカップ第2戦 | チームスプリント3位 |
ネーションズカップ第1戦 | スプリント優勝 ケイリン2位 |
|
2022 | 世界選手権 | スプリント優勝 |
短期登録選手として日本の競輪にも出走経験のある1999年生まれの選手。
『パリ2024オリンピック』と同会場で開催された『2022世界選手権トラック』ではスプリントで優勝。自国開催で自身初のアルカンシェルを獲得した。
『2023世界選手権トラック』ではメダル獲得こそならなかったが、2024年の『ネーションズカップ第3戦』でスプリントを制覇。オリンピック選考大会の最終戦を金メダルで締めくくり勢い付いている。
自国の声援を背に、自身2度目のオリンピックでメダル獲得を目指す。
【注目選手】ベンジャミン・トマ
主な成績
開催年 | 大会 | 結果 |
2024 | ネーションズカップ第3戦 | オムニアム3位 チームパシュート3位 |
2023 | 世界選手権 | オムニアム2位 |
ネーションズカップ第3戦 | マディソン3位 チームパシュート3位 |
|
2022 | 世界選手権 | オムニアム2位 マディソン優勝 |
2021 | 世界選手権 | ポイントレース優勝 チームパシュート2位 |
東京オリンピック | オムニアム4位 マディソン3位 |
|
2020 | 世界選手権 | オムニアム優勝 |
2019 | 世界選手権 | オムニアム2位 |
強豪フランスの男子中長距離チームでも、最注目株なのがベンジャミン・トマ(1995年生まれ)。
『東京2020オリンピック』でもマディソンで銅メダルを獲得しており、『世界選手権トラック』では2019年大会から5年連続でメダルを獲得。
UCIワールドチーム『Cofidis』に所属しロードでも活躍するベンジャミン・トマ。『ジロ・デ・イタリア2024』ではステージ優勝も果たしている。
トマ・ブダやオスカー・ニルソン ジュリアンら、2024年のネーションズカップで表彰台を獲得しているメンバーとともに、悲願の金メダルを狙う。
各国代表選手団など『パリ2024オリンピック』に関する記事はコチラ