熱狂のパリオリンピックもついに終盤。
自転車トラック競技も、残すところあと2日間。
本日は、

・女子スプリント 3回戦〜準々決勝
・男子ケイリン 1回戦
・男子マディソン

が実施される。
土曜夜の実施のため、翌日を気にせず観戦できる方も多いはず。
見どころを紹介する。

女子スプリント 3回戦〜準々決勝

日本時間:8月11日 00:00〜
日本人出場選手:佐藤水菜

佐藤水菜, Japan, 2回戦, womens sprint, Olympic Games Paris 2024, Saint-Quentin-en-Yvelines Velodrome, August 09, 2024 in Paris, France

佐藤水菜は予選の200FTTでアジアレコードを樹立し、2回戦でも東京大会金メダリストのケルシー・ミシェル(カナダ)を見事に破り3回戦に進出。
太田りゆは残念ながら1回戦で敗退となった。

見どころ⇒ドイツの強豪と対戦。ケイリンのリベンジなるか

本日は3回戦⇒敗者復活戦⇒準々決勝が実施される。

3回戦で佐藤が対戦するのは、ケイリンのファイナリストでもあるエマ・ヒンツェ(ドイツ)。
ケイリンの準々決勝でも同組となり、その時はエマ・ヒンツェが先着、佐藤は敗退となった。

準々決勝からは2本先取、つまり本日は最大で5走することとなるが、まずは初戦から全開で挑み勝利をつかみ取れるか。
大会最終日の明日、最高の舞台への進出に期待したい。

8月11日 00:00 3回戦 12人⇒6人
00:50 敗者復活戦 2組のレースで2人復活(3人制レース)
02:07 準々決勝 8人⇒4人 ※ここから2本先取の3レース制
8月11日 18:22〜 準決勝 4人⇒2人
19:25〜 順位決定戦
19:45〜 決勝

【パリ五輪】佐藤水菜が東京大会チャンピオンを下して3回戦へ 太田は五輪最後のレース 女子スプリント 予選〜2回戦/自転車トラック

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男子ケイリン 1回戦

日本時間:8月11日 00:19〜
日本人出場予定選手:太田海也、中野慎詞

中野慎詞, NAKANO Shinji, JPN, 太田海也, OTA Kaiya, JPN, 山﨑賢人, YAMASAKI Kento, JPN, アジズルハスニ・アワン, AWANG Mohd Azizulhasni, MAS, 小原佑太, OBARA Yuta, JPN, 男子ケイリン 決勝 1-6, MEN'S Keirin Final 1-6, 2024ジャパントラックカップ I, 伊豆ベロドローム, 2024 Japan Track Cup I, Izu Velodrome, Japan

1回戦は6人1組で5レース。勝ち上がれるのは各組上位2選手のみ。3位以下は全員が敗者復活戦に回る。
敗者復活戦は5人1組で4レース。上位2人が翌日の準々決勝へ復活することになる。

見どころ⇒1走1走を積極的にいけるか

日本発祥のオリンピック種目、“お家芸”のケイリンだが、男子のメダル獲得はここ3大会実現できていない。
太田海也、中野慎詞の“同期コンビ”で、悲願の金メダル獲得に挑む。
両選手とも、今年の『ネーションズカップ』で表彰台に上がる活躍を見せており、メダル獲得のチャンスは十分にある。

初戦のライバルとなるのは、太田の1組ではジェフリー・ホーフラント(オランダ)、中野の3組ではマシュー・リチャードソン(オーストラリア)ら。昨日のスプリントで、ホーフラントは4位、リチャードソンは銀メダルとなった強豪だ。
これまで連日の競技実施で疲労もあるが、勝ち上がりを期待したい。

見どころはシンプルで、1回戦を通じてどこまで力を発揮できるか。
持ち前の力さえ発揮できれば2人の1回戦突破は間違いない。

レース時間

8月11日 00:19〜 1回戦 2位まで勝ち上がり
02:21〜 敗者復活戦 5人1組で4レース。上位2名ずつが準々決勝へ
8月11日 18:29〜 準々決勝 4位まで勝ち上がり
19:29〜 準決勝 3位まで勝ち上がり
20:23〜 7-12位順位決定戦
20:32〜 決勝

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男子マディソン

日本時間:8月11日 00:59〜
日本人出場予定選手:窪木一茂、橋本英也→窪木一茂、今村駿介

今村駿介, IMAMURA Shunsuke, 窪木一茂, KUBOKI Kazushige, JPN, 男子マディソン, MEN'S Madison, 2024アジア選手権トラック, 2024 ASIAN TRACK CYCLING CHAMPIONSHIPS, New Delhi, India

見どころ⇒2人の共鳴

もともと窪木一茂・橋本英也コンビが出場予定だったが、最新のエントリーリストによると橋本→今村駿介に出場者が変更されている。

https://olympics.com/OG2024/pdf/OG2024/CTR/OG2024_CTR_C32C_CTRMMADISON———————–.pdf

とはいえ、このコンビも国際大会でメダル獲得歴のある組合わせ。勝負に出る時には出て、休む時には休む。相手のアタックを追うか追わないかなど、様々なことが起こり得るマディソンでは、2人の経験値の高さが活きてくるはずだ。

ライバルはヨエリ・ハビック、ヤン ウィレム・ファンシップの強力コンビで挑むオランダと、ロードでの実力者も揃いながらトラックに専念したニュージーランド勢か。

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