【金メダル獲得】死闘を制した太田海也が優勝

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金メダル獲得:太田海也選手インタビュー

Q:決勝はどうでしたか?

決勝の1本目では大きく差をつけられてしまいましたが、組み立てに失敗したレースでした。あそこで勝てないと、去年の世界選手権と同じく敗退に繋がってしまうと思います。しっかり改善していきたいです。

Q:2本目はしっかりと修正出来たと思いますが、いかがでしたか?

1本取られた状態での2本目でしたが「自分の力を出し切る、それでもしダメだったら練習しなおそう」という意識で、攻めたレースをしました。ゴールする瞬間まで勝ったことに気づかなかったです。

Q:3本目は、根性というか体力と言いますか……

3本目はそしてクジ運も味方してくれました。

今まで経験したことのないようなしんどさでした。終わった直後は「足が取れちゃったのかな」と思うくらいの痛さでした。途中追いかけても追いつかなくて、足が千切れているような感覚でしたが、ラスト半周で金メダルが見えてきて120%の力が出たと思います。

ジェイソン(・ニブレットコーチ)やブノワ(・ベトゥ)さんに「ネーションズカップはキツくなるから、死ぬ気で追い込め」と合宿で言われていました。世界で一番キツい練習をしている実感があったので、最後の対戦にも自信を持って臨めました。加えて、チームの山﨑賢人さんにスプリントを教えてもらって強くなれたこともあります。応援ありがとうございました。

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