ウォラストンが強豪を制して優勝 梶原7位 内野11位

2/2 Page

第4種目:ポイントレース

3種目を終えての暫定順位はウォラストン(116ポイント)、バレンテ(112ポイント)、アーチボルド(90ポイント)の順。梶原は7位(70ポイント)、内野は12位(56ポイント)で最終種目を開始する。

内野艶和, UCHINO Tsuyaka, JPN, 女子オムニアム テンポレース, WOMEN'S Omnium Tempo Race, 2024トラックネーションズカップ アデレード, 2024 UCI TRACK NATIONS CUP Adelaide, Australia

80周回で競われたポイントレース、レースは最後まで誰が優勝するか分からない展開となった。金メダル争いをするウォラストンとバレンテはお互いにポイントを加算していき、終盤にはウォラストンが124ポイント、バレンテが123ポイントと僅差の争いとなる。日本の梶原と内野はポイント周回でなかなかポイント得ることができずに周回を重ねていく。

レースは最後のポイント周回を残して、逃げ集団に内野、メイン集団に梶原となるが、残り7周で梶原が逃げ集団に合流すると、そのまま更にアタックしていく。そしてこの動きについていったのは内野。日本の2人が先頭となり、最後のポイント周回でのポイント獲得に向けて駆け抜けていく。

残り1周まで2人が先頭だったが、メイン集団から暫定1位のウォラストンが飛び出してくると、短距離選手かのようなスピードで一気に2人を追い抜き、最後のポイント周回で1着を得て金メダルを獲得。

梶原が最終周回2着で6ポイント、内野が3着で4ポイントを獲得。梶原は最終成績を7位、内野は11位とした。

トップ3はポイントレーススタート時と変わらず1位がアリー・ウォラストン(ニュージーランド)、2位にジェニファー・バレンテ(アメリカ)、3位がケイティー・アーチボルド(イギリス)となった。

順位 選手名 所属 ポイント
1位 アリー・ウォラストン WOLLASTON Ally NZL 134
2位 ケイティ・アーチボルド ARCHIBALD Katie GBR 125
3位 ジェニファー・バレンテ VALENTE Jennifer USA 100

日本選手の最終順位:梶原悠未7位、内野艶和11位

最終結果PDF

「メダルが狙える位置」松田、窪木、橋本、兒島、日本新記録の男子チームパシュートインタビュー&レースの最終結果/2024トラックネーションズカップ第1戦 オーストラリア

【銀メダル獲得】佐藤水菜のジャイアントキリング 女子スプリント/2024トラックネーションズカップ第1戦 オーストラリア