HPCJCスタッフ陣のサポート

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伊豆はBMXレーシングの拠点になり得る

中井飛馬 NAKAI Asuma, JPN, Cycling BMX Racing, MEN, 19th Asian Games, Hangzhou, China

今は拠点をフランスに置いています。自分が生まれたところじゃない場所で体のケアを行うのは、とても大変です。だからこそありがたみを感じます。他の選手が同じような怪我をしたとして、HPCJCの環境はおすすめできるなと思います。

Q:拠点としてフランスを選んでいる理由はなんなのでしょう?

一緒に練習しているメンバーの総意ですね。「フランスが良いんじゃないか」とみんなで決めて引っ越しました。候補としてはアメリカなども出たのですが、2023シーズンのワールドカップがほとんどヨーロッパでの開催だったこと、そしてパリオリンピックがあることも踏まえて決定されました。

Q:もしHPCJCがBMXの選手にもオープンになったり、伊豆にBMXコースが復活したりしたら、伊豆は活動拠点になり得るのでしょうか?

スタッフさんのキャパシティの問題はあると思いますが、それでもコースさえあれば拠点になり得ると思います。

ただBMXレーシングは「その場所によってコースが違う」ということも特徴のひとつ。だから「同じ場所をずっと拠点にする」ということは、設備が十分な国でもあまりしていません。定期的に別の国に行ったり、合宿をしたりしますね。とはいえ、拠点のひとつにはなり得ると思います。

Q:HPCJC側としても、他種目の方に活用していただけるのはありがたいことだと思います。

三瓶さん(JCFハイパフォーマンスディレクター)も「行っていいよ〜」って言ったくせにノーインフォメーションだったので、最初はどれくらい甘えて良いのか、どれくらい図々しくやっていいのかわからなかったです(笑)だから様子を見ながらやっていた部分があったんですが、最近やっと慣れてきました。

また怪我をしてしまったとして、次はスムーズに活用させてもらえると思います。場所的にも東京から近いですし、知ってる人がたくさんいますから、利用させていただきたいです。

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