日本で開催されるトラック競技の国際大会『ジャパントラックカップ』。3日間の大会初日となる11月16日は『ジャパントラックカップⅠ』が行われ、短距離はスプリントとケイリンが同日に開催された。

男子ケイリンには16人が出場。日本ナショナルチームのほか海外からの選手、日本競輪選手養成所の候補生も名を連ねた。

決勝

決勝に勝ち進んだメンバーは以下の通り。

ヤン・スンホー(香港)
太田海也(チーム楽天Kドリームス)
中野慎詞(日本ナショナルチーム)
森田一郎(JIK)
小原佑太(チーム楽天Kドリームス)
三神遼矢(日本大学)

ヤン、太田、中野、森田、小原、三神の並びで周回が進む。ペーサーがいる段階から徐々に位置を上げていった小原がペーサー離脱と同時に先頭へ。しかしその外から三神、そして太田が次々と出てきて、目まぐるしく先頭が入れ替わる。

残り1周を前に、先頭の太田を外からかわそうとする中野、そしてほぼ並走する太田となる。

我慢比べとなった最終周回。中野と太田が激しく競り合うが、太田が押し切って1着となった。

順位決定戦

阿部英斗、ト・チュヘイ(龐焯熙・香港)、ディラン・デイ(ニュージーランド)、中石湊、ルーベン・ウェブスター(ニュージーランド)、山﨑賢人で周回が進む。ペーサーが離脱するとウェブスターが動くが、それに被せるように前に出たのは山﨑。山﨑、ウェブスター、中石の並びで残り1周へ。最後方の阿部が外から迫るが、山﨑が逃げ切って1着フィニッシュ。阿部は2着となった。

最終成績

順位 選手名 所属
1位 太田海也 チーム楽天Kドリームス
2位 中野慎詞 日本ナショナルチーム
3位 森田一郎 JIK(日本競輪選手養成所)

最終リザルトPDF

太田海也インタビュー

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