2022アジア競技大会(杭州)トラック競技の3日目。2023年9月28日には女子スプリントの予選~2回戦までが実施された。
日本からは佐藤水菜、太田りゆの2人が出場。予選では200mフライングタイムトライアルで佐藤水菜が”10秒587”で走り、日本記録を塗り替えた。佐藤水菜、太田りゆの勝ち上がりをこの記事で紹介する。
女子スプリント
女子スプリントに出場したのは17人。既にケイリンで金を得ている佐藤水菜、6月のアジア選手権で優勝した太田りゆ、どちらも4年に1度のアジアの祭典でトップを狙う。
レースは予選⇒1回戦⇒2回戦(ここまで9月28日)⇒準々決勝(ここから29日)⇒準決勝⇒決勝の勝ち上がりとなり、戦いは2日間にわたる。
予選では佐藤水菜が全体の2位、日本新記録となる10秒587を記録。
太田りゆの予選タイムは10秒648。自己ベストの更新とはならずも、好タイムを出して予選を4位で通過した。
※これまでの日本記録は2023年6月に太田りゆが出した10秒596
ハロンベストでた!!!🥹🔥🔥🔥🔥
対戦も頑張ります!!#TEAMJAPAN— 佐藤水菜(Mina Sato) (@satomina15306) September 28, 2023
予選 200mFTT上位5位
順位 | 選手名 | チーム | タイム | |
1位 | ユアン・リイン | YUAN Liying | 中国 | 10.557 ※大会新 |
2位 | 佐藤水菜 | 日本 | 10.587 ※日本新 |
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3位 | 郭裕芳 グオ・ユーファン | GUO Yufang | 中国 | 10.625 |
4位 | 太田りゆ | 日本 | 10.648 | |
5位 | イ・へジン | LEE Hyejin | 韓国 | 11.053 |
1回戦・2回戦
1回戦、佐藤も太田も先行して対戦相手を近寄らせずに先着。
2回戦、佐藤も太田も残り1周付近から相手をかわしにいき、最後は大きく相手を突き放して力の差を見せての圧勝で準々決勝へ駒を進めた。
29日に行われる準々決勝では、佐藤水菜がパンナレイ・ラシー(タイ)、太田りゆはイ・ヘジン(韓国)と準決勝進出をかけて対戦する。
金メダルラッシュが続く日本チームの更なる活躍に期待しよう!