2023年8月3日、『2023世界選手権グラスゴー大会』が開幕し、男子チームパシュートの予選が実施された。
日本チームは松田祥位、窪木一茂、橋本英也、兒島直樹(レースの並び順)で予選のタイムトライアルに臨み、予選突破ギリギリの8位で1回戦進出を果たした。
男子チームパシュート
『2023世界選手権グラスゴー大会』初日となった8月3日、男子チームパシュートの予選が行われた。パリオリンピックには”オリンピックランキング”と呼ばれるランキングで10位までが出場出来るため、日本にとっては1つでも高い順位を得たい種目だ。
この種目には計14チームがエントリーし、世界記録を持つイタリア、強豪のイギリス、ニュージーランド、オーストラリア、デンマークなどが顔を揃えた。日本チームは松田祥位、窪木一茂、橋本英也、兒島直樹(レースの並び順)のチームブリヂストンサイクリングメンバーで大一番に臨む。
日本チームのレースは、今シーズンの他のレース同様に、まずは松田がスピードを上げていく。最初の1kmを1分2秒737で走ると、2km、3kmまでの1km毎を56秒台でキープし、レースは最後の1kmへ。最後はペースが少し落ちたものの、フィニッシュタイムは3分53秒244。そして他のチームの結果を待つ。
予選最終組は強豪イギリス。イギリスが走る前の日本の暫定順位は8位だったため、イギリスのタイム次第で日本は1回戦進出か予選敗退が決まることになった。
最終出走はイギリス
レースは折り返しとなる2km地点まで、イギリスが日本のタイムを大幅に上回る形で進んでいく。しかし終盤になって隊列が乱れ始めると、最終周回で隊列から遅れた選手が落車するアクシデントが発生。チームとして走り切ることが出来ずに途中棄権となった。
この結果、日本は予選を8位として、1回戦進出を決めた。
予選トップ3はデンマーク、ニュージーランド、イタリアの順。1回戦は現地時間8月4日夜に行われ、日本は予選5位のフランスとの対戦して、メダル決定戦進出を目指す。