日本の競輪でも活躍をしているシェーン・パーキンス(Shane Perkins/ロシア)が、正式にロシア市民権を獲得した。パーキンスはオーストラリア出身の選手だが、2020年の東京オリンピックを目指すため、ロシア国籍の取得を目指していた。
詳しい経緯はパーキンスへのインタビュー記事「オーストラリア出身、日本経由のロシア代表として東京オリンピックを目指す、シェーン・パーキンスの数奇な運命」にて語られている。
現在ロシア選手権へ参戦のため日本を離れているパーキンスだが、自身のSNSで「今、自分は世界で一番興奮しているよ!夢が叶った!」と喜びを綴っている。
シェーン・パーキンス、ロシア市民権を獲得
ウラジミールプーチン大統領は、ロシアの大統領令で、オリンピックメダリスト・世界チャンピオンのシェーン・パーキンスへロシア市民権を与えたと発表した。
パーキンスは今年2月、2020年の東京オリンピックを目指すため、自転車トラック競技のロシアナショナルチーム入りの意向を発表していた。
サンクトペテルブルクで行われているロシア選手権大会を戦っているパーキンスは、次の大きな目標、すなわち東京でロシア代表となる自信と意欲を、興奮と感激混じりに語った。
「ロシア自転車競技連盟、ウラジミール・プーチン大統領、コーチのウラジミール・コソフ、私を支えてくれる強力なチームが、この市民権移行を叶えてくれた事へ感謝します。
2020年の東京オリンピックではロシア代表として戦う準備は出来ています。トレーニングとレース両方で、自分の限界を更に引き上げるべく頑張り続けていきます。」