史上初の一大メガイベント

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『2023 UCI自転車競技世界選手権』にまつわる数字

「13」の自転車競技の世界選手権が一斉に開催される『2023 UCI自転車競技世界選手権』。本大会にまつわる興味深い「数字」をご紹介。大会への理解を深める一助となれば幸いだ。

約1万人の自転車競技選手が集結

『2023 UCI自転車競技世界選手権』が開催されるのは8月3日〜13日の11日間。エリートカテゴリー・パラサイクリングの競技では、約2,600人の選手が出場する。アマチュア選手も出場できるグランフォンドでは約8,000人の選手が出場予定。

約1万人の自転車競技選手が集結する巨大大会だ。

トラック競技など複数の種目からなる競技もあることから、13の競技で誕生する新世界チャンピオンは200人以上。11日間で200着以上のアルカンシェルが贈呈されることとなる。

「秋田県丸ごと」と同等の観客数

『2023 UCI自転車競技世界選手権』全体の現地来場客数は100万人と予想されている。これは秋田県の人口と同等レベルかそれ以上。とにかく非常に多くのサイクリングファンがスコットランドへ押しかけることが見込まれている。

男子ロードレースで1日に消費するカロリーは?

最後は少しトリビア的な数字。『2023 UCI自転車競技世界選手権』にて開催される「ロード世界選手権ロードレース」。本種目で男子エリートが走るのは、全長277km、獲得標高3,176mのコース。

本レースを走り切るために燃焼されるカロリーは6,500キロカロリーに及ぶ。ごはん12合ぶんくらいである。凄まじい数字だ…

参照:UCIリリース(2023年5月3日)

自転車のあらゆる魅力を、あらゆる人へ

同じ自転車競技ではあるものの、従来はそれぞれが交わる機会が多くなかった13の自転車競技。本大会では、2500人以上に及ぶそれぞれの世界トップ選手たちが一堂に会し共に競い合う。自転車競技が持つ多種多様な魅力を発信できるのだ。

あまり注目されていなかった競技や種目にも関心が集まったり、競技間の横断的な盛り上がりが期待できるだろう。

その他エリートカテゴリーに加え、パラサイクリングやジュニアカテゴリー、アマチュア選手による世界選手権も同時開催される。

あらゆる世代やバックグラウンドを持つ人へ、自転車競技への参加を促す狙いがある。

また『2023 UCI自転車競技世界選手権』は「健康や環境、交通システムに好影響をもたらす乗り物」という観点からも、自転車のさらなる普及を目指している。

「より多くの人が、より頻繁に自転車に乗ることを」を促す、自転車そのものの振興を目指したメガイベントなのだ。

『2023 UCI自転車競技世界選手権』は8月3日から13日まで。様々な自転車競技の魅力を発見してみてほしい。

【日本時間入り】『2023世界選手権トラック』大会スケジュール