『2023アジア選手権トラック』マレーシア大会が2023年6月14日から19日で開催されている。6月16日、大会3日目には女子スクラッチが行われ、梶原悠未が実力を存分に発揮し、強者のレース運びで優勝を遂げた。
女子スクラッチには13人が出場。日本からは東京オリンピックオムニアム銀メダリストの梶原悠未が出場した。
スクラッチ
この種目はトラック40周、距離は10kmのレースとなった。
レースは終盤になると、全選手と記載しても過言でないほど、先頭付近で走る梶原の動きに集団が注目、そして警戒する形となる。
残り2周を切って梶原がペースを上げると、集団のペースも一気に上がり、梶原が先頭で最終周回へ。先頭でペースを落とさずペダルを踏み続ける梶原は集団に並びかけることを許さず1番にフィニッシュラインへと飛び込んだ。梶原が堂々のレース内容でスクラッチを制する結果となった。
2位にはジャリ・ルー(中国)、3位はリー・ジーウィン(香港)。
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