チーム楽天Kドリームス(小原佑太、太田海也、山﨑賢人、寺崎浩平)が、チームスプリントで優勝。決勝で日本大学を下して2023年の日本一へと輝いた。

2023年5月12日より、静岡県・伊豆ベロドームにて開幕となった『2023全日本選手権トラック』。開催初日には男女のチームスプリントが実施された。

チームスプリントのルール

3人チームで3周を走り、そのタイムを競う。1周ごとに先頭を走る選手が抜け、最後まで残った1人の選手のフィニッシュタイムが最終の結果となる。

日本記録
男子 42秒742(長迫吉拓、小原佑太、太田海也/2023年)
女子 48秒074(太田りゆ、佐藤水菜、梅川風子/2022年)

男子チームスプリント

男子には13チームがエントリー。チーム楽天Kドリームス(寺崎浩平、小原佑太、山﨑賢人、太田海也)、ジュニアからエリートに上がったばかりの3人によるEighteen years old(中石湊、山崎歩夢、阿部英斗)のほか、元ナショナルメンバーを加えて構成されたTEAM BRIDGESTONE Cycling(長迫吉拓、脇本雄太、新山響平)などがナショナルチーム勢として出場。大学チームや各都道府県チームなども参加した。

予選トップ2が決勝へ。トップ3&4が3位決定戦へと進む。

決勝はチーム楽天Kドリームスと日本大学(三神遼矢/邊見竜馬/伊藤京介)のレース。

予選で日本大学とは2秒ほどの圧倒的なスピードを見せたチーム楽天Kドリームス。その第1走の小原がスタートから飛ばしていくと、およそ1秒の差をつけて第2走へ。第2走の太田海也が更にスピードをあげていくと、アンカーに渡す際には、その差は2秒ほどとなる。

迎えた最終周回。日本大学はアンカーとなった伊藤京介が追い上げるも、最終的なタイム差は1秒3ほどでフィニッシュ。

チーム楽天Kドリームスが強さを見せて日本一へと輝いた。

3位決定戦はチームブリヂストンサイクリング(長迫吉拓/新山響平/脇本雄太)と中央大学(大橋真慧/市田龍生都/井出晃太郎)の戦い。

レースは第1走からブリヂストンサイクリングがリードする展開。最終周回で中央大学が追い上げるも、ブリヂストンサイクリングが逃げ切って3位。表彰台の最後のスポットを得た。

決勝リザルトPDF

選手インタビュー

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