2023年3月24日から28日にかけてオーストラリア・ブリスベンにて開催された大陸選手権、『2023オセアニア選手権トラック 』。

大陸選手権は高いUCIポイントが獲得でき、『2024パリオリンピック』の出場枠争いにも直接影響する大会。さらに各種目の優勝者は世界選手権へ出場するための「大陸チャンピオン枠」を手にすることもできる。2023年シーズンではヨーロッパ、アフリカに続いて実施された3つめの大陸選手権だ。

今回は本大会でのリザルトを一挙にお届けする。

『2023UECヨーロッパ選手権トラック』のリザルト一覧はコチラ
『2023アフリカ選手権トラック』のリザルト一覧はコチラ

オーストラリアがタイトルを独占

オーストラリア・ニュージーランドの2カ国のみがエントリーした今大会。世界選手権と同じ男女合計22種目が実施され、うち15種目でオーストラリアが金メダルを獲得した。

加えて、これらは1人の選手が複数種目を制した結果でもある。

オーストラリアのどの選手が強かったのか、そして残る7種目のタイトルを獲得したニュージーランド選手は誰なのか。順番に見ていこう。

参照:UCIリザルト , AusCycling

男子短距離

マシュー・リチャードソン

特にオーストラリアの独壇場となった男子短距離。実施された4種目にて、メダル12枚のうち11枚をオーストラリア選手が獲得した。

スプリント・ケイリン・チームスプリントのオリンピック種目では、マシュー・リチャードソンが3冠を達成。

2022年大会ではスプリント・ケイリンにて、マシュー・グレーツァー(31歳)に次ぐ銀メダルとなっていたリチャードソン。2023年では国内・大陸の王者となった。

スプリント・ケイリンでは若手に下剋上されたグレーツァーだが、1kmタイムトライアルでは優勝。

トーマス・コーニッシュによる前大会の優勝タイム(59.599秒)を上回る記録で、劣らぬ強さを見せつけた。

スプリント

選手名 国名
優勝 マシュー・リチャードソン MATTHEW RICHARDSON オーストラリア
2位 レイ・ホフマン LEIGH HOFFMAN オーストラリア
3位 マシュー・グレーツァー MATTHEW GLAETZER オーストラリア

リザルト(決勝), リザルト(3位決定戦)

チームスプリント

国名 選手名 決勝タイム
優勝 オーストラリア レイ・ホフマン
ネイサン・ハート
マシュー・リチャードソン
LEIGH HOFFMAN
NATHAN HART
MATTHEW RICHARDSON
42.343
2位 ニュージーランド ジャクソン・ラッセル
ルーク・ブラックウッド
ディラン・デイ
JAXSON RUSSELL
LUKE BLACKWOOD
DYLAN KEITH ALBY DAY
46.736
3位 オーストラリア ライアン・エリオット
トーマス・コーニッシュ
ジェームス・ブリスター
RYAN ELLIOTT
THOMAS CORNISH
JAMES BRISTER
43.366

リザルト(決勝), リザルト(3位決定戦)

ケイリン

選手名 国名
優勝 マシュー・リチャードソン MATTHEW RICHARDSON オーストラリア
2位 ジェームス・ブリスター JAMES BRISTER オーストラリア
3位 マシュー・グレーツァー MATTHEW GLAETZER オーストラリア

リザルト

1kmタイムトライアル

選手名 国名 タイム
優勝 マシュー・グレーツァー MATTHEW GLAETZER オーストラリア 59.432
2位 トーマス・コーニッシュ THOMAS CORNISH オーストラリア 59.617
3位 バイロン・デイビス BYRON DAVIES オーストラリア 1:00.466

リザルト

女子短距離

クリスティーナ・クロナン

2020年ごろから頭角を現してきた、オーストラリアのクリスティーナ・クロナン。2022年大会では500mTTのみ優勝、その他の3種目では銀メダルだったが、今大会では3冠を達成した。

2023ネーションズカップ第1戦(ジャカルタ)』ではメダルに一歩届かなかったものの、見事大陸チャンピオンに輝き、世界選手権への切符を手に入れた。

エルレス・アンドリュース

2022年大会でクロナンの優勝を阻んでいたのが、ニュージーランドのエルレス・アンドリュース。チームスプリント・ケイリンではクロナンに王座を明け渡す結果となったが、スプリントでは2連覇を達成。2023年シーズンも大陸チャンピオンジャージを着続けることになる。

女子短距離では、主にこの2選手が世界トップで活躍しているオセアニア勢。2024年のパリオリンピックに向け、東京2020ケイリン銀メダルを獲得したエルレス・アンドリュースは2度目のオリンピック、クリスティーナ・クロナンは初出場を目指す。

オーストラリアのニュースター、マシュー・リチャードソンとクリスティーナ・クロナン

スプリント

選手名 国名
優勝 エルレス・アンドリュース ELLESSE ANDREWS ニュージーランド
2位 クリスティーナ・クロナン KRISTINA CLONAN オーストラリア
3位 ブリアナ・ハーグレフ BREANNA HARGRAVE オーストラリア

リザルト(決勝), リザルト(3位決定戦)

チームスプリント

国名 選手名 決勝タイム
優勝 オーストラリア クリスティーナ・クロナン
アレシア・マケイグ
モリー・マクギル
KRISTINA CLONAN
ALESSIA MCCAIG
MOLLY MCGILL
47.603
2位 ニュージーランド レベッカ・ペッチ
エルレス・アンドリュース
オリビア・キング
REBECCA PETCH
ELLESSE ANDREWS
OLIVIA KING
47.701
3位 オーストラリア ソフィー・ワッツ
ブリアナ・ハーグレフ
カリンダ・ロビンソン
SOPHIE WATTS
BREANNA HARGRAVE
KALINDA ROBINSON
49.143

リザルト(決勝), リザルト(3位決定戦)

ケイリン

選手名 国名
優勝 クリスティーナ・クロナン KRISTINA CLONAN オーストラリア
2位 エルレス・アンドリュース ELLESSE ANDREWS ニュージーランド
3位 セリーナ・ホー SELINA HO オーストラリア

リザルト

500mタイムトライアル

選手名 国名 タイム
優勝 クリスティーナ・クロナン KRISTINA CLONAN オーストラリア 33.400
2位 レベッカ・ペッチ REBECCA PETCH ニュージーランド 34.053
3位 オリビア・キング OLIVIA KING ニュージーランド 34.230

リザルト

両国とも強豪選手を擁する「中長距離」

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