公式SNSに掲載された日本人選手たち

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ポリシーは「大会を構成する全要素を伝える」

Q:たくさんの写真をありがとうございます。More CADENCEの記事にも活用させていただきました。

ありがとうございます。Mamdouh Magdy氏が率いるSNSチームがとても良い仕事をしてくれました。

Q:今回のSNS運用にはどのようなコンセプト・狙いがあったのでしょうか?

「大会を様々な角度から捉えた写真を提供する」ことを目指しました。もちろん選手が走っている写真だけを多く提供することも可能ですが、その他にも大会を構成するものは数多くあります。

単に他の大会を真似るのではなく、個々の大会を構成する全要素について、できる限り多くの情報を届けることを意識しています。

Q:アジアやアフリカの選手、チームスタッフといった、普段あまり脚光を浴びない選手・裏方の写真も多かったですね。

そうした選手やスタッフの写真が多いのには、2つの理由があります。

1つ目は、できる限り全ての選手を露出させることが重要だと考えたため。『ネーションズカップ第2戦』には50以上もの国が参加してくれましたから、「強豪国のトップ選手のみ」を取り上げることは避けました。

2つ目は、我々のプロジェクトに協力してくれた選手やチームのおかげということ。選手たちや各チームに対し、写真に写ってもらうことを強制することはできません。ですので、写ってくれた選手やチームは、我々のプロジェクトに協力的だったとも言えます。

Q:このような力の入れようは、これがネーションズカップだったからでしょうか?それともこれがエジプトのスタンダード?

もちろん主要大会の1つなので、多少はいつもより注目度が高かったかもしれません。ですがいかなる大会でも、我々の根底には「できる限りを尽くすこと」が1つの信念として存在します。ですので、注力度はいつでも変わりません。

どうして?な写真の謎に迫る

と、ここまでは真面目なお話をしていただいたが、ここからは大会期間中に「なぜこれを???」となった写真について伺った。

CASE-1:お水のCMの佐藤水菜

Q:佐藤水菜選手がお水のCM?をしているような写真がありました。これはどのような経緯で撮られたものなんでしょう?

よくわからないが美味しそうに飲んでいる。

ご丁寧にボトルの写真まである。

フォトグラファーは毎日何千枚もの写真を撮っていました。最終的に良く撮れたものや、面白い(興味深い)写真が使用されています。これは写りの良い写真として選ばれたのだと思います。

※詳細はわからないようでした

CASE-2:なぜか推される小原佑太

Q:大会スケジュールの画像に使われる選手はどのように選ばれたんでしょう?というのも、短距離の小原佑太選手がチームパシュート(中長距離種目)の画像に使われていて、ファンの間で「どうして?笑」という感じで話題になっていたんです。

※小原選手だけでなく、外国人選手も含めて不思議な人選になっているものが多々あった

SNSチームは自転車競技に精通している訳ではありません。もちろんトラック競技のエキスパートでもありません。ですのでSNSチームは各国のライダーをランダムにピックアップして使用したのだと思います。

これも、SNSチームが写りの良い写真を選んだのだと思います……

美麗な写真も楽しんで!

以上、大会コーディネーターのAlec Lenferna氏に回答いただいた。スケジュール画像に関しては「まあ、仕方ないよね!」と思っていただくこととして、ともかくも写真や動画、SNS発信で大会を魅力的に伝えてくれたエジプト大会。大会結果と合わせて、公式写真もじっくり楽しんでいただけると幸いだ。

大会公式のSNSはTwitterとfacebook。facebookではフォトギャラリーとして写真をまとめて見ることができる。

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