『2023UCIトラックネーションズカップ第2戦』男子チームスプリントで、日本チーム(長迫吉拓、太田海也、小原佑太)が前回大会の4位を上回る3位で銅メダルを獲得。パリ2024オリンピック出場へ向けて、第1戦を上回る結果で表彰台へと上がった。

エジプト・カイロで2023年3月14日からスタートした『2023ネーションズカップ第2戦』。2日目の15日には男子チームスプリントが実施された。

第1戦を制したオーストラリアは不在となったが、オランダ、フランス、日本、中国、イギリスなどトップを争うチームが21か国参加した。日本は第1戦同様に第1走:長迫吉拓、第2走:太田海也、第3走:小原佑太のメンバーでメダル獲得を狙う。

予選

21チーム中、12番目にスタートした日本。それまでのトップタイムを更新して43秒767で暫定首位となる走りを見せる。

しかし続く13番目にスタートした中国が43秒577と日本を僅かに上回る好走を見せて、トップタイムを更新。日本は2位となって20番目スタートのオランダを迎える。東京2020オリンピック金メダルメンバー(バンデンバーグ/ラブレイセン/ホーフラント)で臨んだオランダはスタートから力の違いを見せて43秒015でフィニッシュ。最後に走ったイギリスは日本のタイムを下回り、予選はオランダがトップ、次いで中国、日本と日本チームは3番目に速いタイムで1回戦進出を決めた。

トップ3か国のタイム:

オランダ:43秒015
中国:43秒577
日本:43秒767

予選結果PDF

1回戦

本来ならば1回戦から対戦形式となるが、会場の形状上タイム差が発生する可能性があるため、ホーム側からの単走で1回戦と決勝/3位決定戦が実施されることになった。

1回戦進出の8チーム中、4番目のスタートとなった日本は43秒667と若干ながらも予選のタイムを更新する形で全体の4番目となるタイムを記録し、3位決定戦進出。

対戦相手は1回戦で再び日本チームを僅かに上回るタイムで走った中国(43秒585)。銅メダルは日本と中国のアジア勢対決となった。

決勝はオランダとフランスの対決。

1回戦結果PDF

3位決定戦

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