3位決定戦
単走でのレースのため、まずは日本がスタート。長迫が勢いよく飛び出し17秒571のタイムで太田海也に交代。太田が更にスピードを加速させ、小原が粘りの走りでフィニッシュタイムは43秒361。この日の日本チームの1番時計となるタイムで続く中国にプレッシャーをかけることに成功する。
日本のタイムを受けて、続いてスタートしたのは中国。1回目は滑ったのか、再発走となってプレッシャーのかかる2回目。スタートすると第1走から日本よりもコンマ2秒遅いタイムとなる。日本とのタイム差は第2走で更に開き、第3走のフィニッシュタイムは44秒152。
この結果、日本が中国をおよそ1秒上回るタイムで走ったため、予選と1回戦で上位だった中国を逆転する結果で3位となり、銅メダルを獲得を果たした。
決勝
オランダとフランスのレースは、オランダが全チーム中唯一の42秒台で走り、圧倒的なスピードで優勝した。フランスはタイムを1回戦から大きく落として43秒887のタイムで銀メダル獲得となった。
選手名 | 国名 | タイム | ||
優勝 | ジェフリー・ホーフラント ハリー・ラブレイセン ロイ・バンデンバーグ |
HOOGLAND Jeffrey LAVREYSEN Harrie van den BERG Roy |
オランダ | 42.641 |
2位 | ティミー・ジリオン ライアン・エラル セバスチャン・ビジエ |
GILLION Timmy HELAL Rayan VIGIER Sebastien |
フランス | 43.887 |
3位 | 長迫吉拓 太田海也 小原佑太 |
日本 | 43.361 |
選手コメント
長迫吉拓:前回のジャカルタでは残念ながらメダル獲得が叶いませんでした。「メダルを獲るぞ」と思って今回の大会に臨んだので、嬉しいです。
太田海也:とても嬉しいです。半屋外のバンクということでこのタイムを基準とすることはできないんですが、ライバルとしてるフランスとはとても良いレースができたと思います。次に繋げたいです。
小原佑太:前回のジャカルタとほぼメンバーが変わらず、かつオーストラリアが不在で自分たちがメダルを獲る絶好のチャンスでもありました。この状況でしっかりメダルを獲ることが自分たちの成長と自信に繋がったと思います。これからどんな大会でも、どんなメンバーでもメダル争いができるように頑張りたいと思います。
2023UCI TRACK ネーションズ カップ第2戦 カイロ大会
Day2男子チームスプリント
日本は3位となり、銅メダル獲得インタビュー pic.twitter.com/ZZ52GHjNdp— JapanCyclingFederation -日本自転車競技連盟 (@JCF_cycling) March 15, 2023
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