自分がしたいことをやるレース

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本気で全部、狙っていきたい

Q:今は経験が浅いのでなかなか言い難い部分ではあると思いますが、どの種目を一番重視とか、好んでいるとかはありますか?

今は全部……ですね。本当に全部で獲りにいきたいと思うし、コーチもそうさせたいと考えていると思います。

チームスプリントで学んだことはスプリントに活きるし、スプリントで学んだことはケイリンに活きるし、ケイリンで学んだことはチームスプリントに活きていて、その逆もあります。それができる選手は脚質も含めて限られてくると思いますが、そんな選手になれたらと思います。本気で全部、狙っていきたいです。

太田海也, OTA Kaiya, JPN, ライアン・エラル, HELAL Rayan, FRA, 1/8 Finals, Men's Sprint, 2022 Track World Championships, Saint-Quentin-en-Yvelines, France

好き嫌いだと、嫌いではないですけれど、もうちょっと経験を積みたいと思っているのがケイリンですね。苦手とは言わないけれど、納得できるところまで行けていません。

スプリントは納得できるイメージが自分にある中で、それを実戦で上手く行えるか、という感じ。どちらかというと今はスプリントが得意なのかなと思います。

「最高だった!」ニュージーランド3人旅

Q:ニュージーランドはジェイソン・ニブレット短距離ヘッドコーチ、太田りゆ選手との3人旅でしたが、いかがでしたか?

最高でした!
少人数だったからこそ、学べることが多かったと思います。

大人数だと、何をしてるかよくわからなくても「ついていけば目的地に着けてしまう」部分がありますが、3人となるとそうはいきません。目の前でりゆさんがこういう手続きをしてるとか、ジェイソンがこういうことをしてるとか、全部見ることができました。良い経験ができたと思います。それに個人的に、ニュージーランドはすごく好きな国でした。

Q:どんなところが気に入りましたか?

緑が多くて、ごちゃごちゃしていなくて、開けているところ。そういう場所で生活できる感じがすごく好きでした。食事も美味しかったです。

Q:何かハプニングはありましたか?

ニュージーランドだからってわけじゃないですけど、帰ってきたときにスーツケースが届かなかったことですかね(笑)荷物が行方不明になったそうで、2日間ほどお預け状態でした。

Q:では最後に、覚えた英語をひとつ披露してください。

You’re f**king killing me ! ……「もうヤバい!もう無理!」みたいな、足がヤバい時とかに使えるやつです(笑)750mやってる時に口をついて出るようになりました、先週の金曜日とか(笑)