クラスが違うと、何が違う?

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3日間すべて金メダル 太田海也

初日のスプリント、2日目のケイリンでそれぞれ金メダルを獲得してきた太田海也。3日目は出場した2種目とも金メダルを獲得し、全出場種目で金メダルを持ち帰ることとなった。

男子ケイリン

ケイリン1回戦:1着
ケイリン決勝:1着

▼決勝レース動画

決勝戦ではサム・デイキンの後ろにぴったりとついていった太田。残り半周を切って一気に追い上げ、余裕を見せるフィニッシュとなった。

2着に入ったのは前日(大会2日目)に実施された男子ケイリンで3着だったカルム・サウンダース。前日から1つ着を上げる結果となった。

選手名
1位 太田海也 日本
2位 カルム・サウンダース SAUNDERS Callum ニュージーランド
3位 バイロン・デイビス DAVIES Byron オーストラリア

男子スプリント

予選:1位(9.539)
準々決勝(vs BLACKWOOD Luke):勝利
準決勝(vs ELLIOTT Ryan):勝利
決勝(vs DAKIN Sam):勝利

▼決勝レース動画

先ほどのケイリン決勝では、その後ろを上手く位置取ってレースを進めることとなった、サム・デイキン。スプリント決勝はそのデイキンとの対決となった。

1本目は大差をつけて勝利、2本目は役半周ほど外側で並走し、最後に追い上げでフィニッシュした。

予選1位、以降の3回の対戦もすべてストレートで勝利した太田。強さを世界に示す結果となったが「勝ったけど、自分の中では満足できていない」とコメント。「ここで悔しい思いをしたからこそ、ネーションズカップで良い結果を出したい」と語った。

選手名
1位 太田海也 日本
2位 サム・デイキン DAKIN Sam ニュージーランド
3位 ライアン・エリオット ELLIOTT Ryan オーストラリア

太田りゆ

初日のケイリンは金メダル、2日目のスプリントでは銀メダルを獲得した太田りゆ。

女子ケイリン

ケイリン1回戦:1着
ケイリン決勝:2着

エルレス・アンドリュースは初日のケイリンでは2位だった選手。最終日の同種目にて太田にリベンジの形となった。

選手名
1位 エルレス・アンドリュース ANDREWS Ellesse ニュージーランド
2位 太田りゆ 日本
3位 シェーン・フルトン FULTON Shaane ニュージーランド

女子スプリント

準々決勝(vs FOX Lizanne):勝利
準決勝(vs FULTON Shaane):勝利
決勝(vs ANDREWS Ellesse):敗北

▼決勝レース動画

決勝戦にてエルレス・アンドリュースと対戦した太田。一時は頭ひとつ抜ける形になったが、最終的にアンドリュースに粘り勝ちされた1本目。

「なんであそこから回復してくるんだろう、やばい、強い……」と語って迎えた2本目では前方で展開した太田だったが、フィニッシュライン直前にアンドリュースに追い抜かれてしまった。レース後には「あとちょっと、あとちょっと……!」と声を漏らすシーンも。

悔しい思いをした一方で「2月に向けて、希望が見えた気もする」とコメントした。

エルレス・アンドリュースは初日のケイリンでは2位、以降は1位。アンドリュースと太田の2人で表彰台の頂点を争いあった3日間となった。3位のレベッカ・ペッチはBMXレーシングにて東京オリンピックにも出場を果たしている選手。

選手名
1位 エルレス・アンドリュース ANDREWS Ellesse ニュージーランド
2位 太田りゆ 日本
3位 レベッカ・ペッチ PETCH Rebecca ニュージーランド

DAY3 全リザルト

次は2月のネーションズカップ

2月23日〜2月26日にはインドネシア・ジャカルタにてネーションズカップ第1戦が予定されている。選手たちの今後のレースにも注目していただきたい。

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