2023年1月6日・7日にニュージーランドにて開催されている『ケンブリッジGP』。クラス1に登録されているトラック競技の国際大会だ。

本大会には太田海也太田りゆの短距離2選手が日本から出場している。

日本ナショナルチームとしては2023年シーズンの初戦となる本大会。その初日(1月6日)に実施された種目にて、日本の2選手が早速表彰台に登る活躍を見せた。

この記事では『ケンブリッジGP』初日のリザルトをお届けする。

大会概要

大会名 ケンブリッジGP(Cambridge Grand Prix)
クラス クラス1
会場 Grassroots Trust Velodrome
(ニュージーランド・ケンブリッジ)
実施日 2023年1月6日〜1月8日

実施種目

短距離:スプリント・ケイリン
中長距離:スクラッチ・エリミネーション・ポイントレース・オムニアム・マディソン*

※マディソンは男子のみ

参照:大会公式ページ(CYCLING NEW ZEALAND)

注目選手(短距離)

「クラス1」に登録されている本大会では国内選手権の2倍のUCIポイントを獲得できる。2024パリオリンピックの出場枠争いが本格的に始まる2023年の幕開け大会に、各国から選手がエントリーした。

『ケンブリッジGP』のエントリーリストから、日本選手も出場する短距離カテゴリの注目選手を、2022年の主な実績とともにご紹介する。

男子

サム・デイキン

開催国のニュージーランドからは国内外で好成績を残しているサム・デイキンらが出場。

その他オーストラリアから、直近のジュニア世界選手権でチームスプリントを制しているライアン・エリオットがエントリーしている。

サム・デイキン(ニュージーランド)

「国内選手権」ケイリン・スプリント優勝
「オセアニア選手権」チームスプリント2位
ネーションズカップ(第3戦)」ケイリン3位
コモンウェルスゲームズ」チームスプリント3位

ルーベン・ウェブスター(ニュージーランド)

「国内選手権」ケイリン3位

ライアン・エリオット(オーストラリア)

「ジュニア世界選手権」チームスプリント優勝、スプリント2位

参照:UCIリザルト「2022オセアニア選手権トラック」「ニュージーランド国内選手権

女子

一方の女子短距離には、東京オリンピック・ケイリンにて銀メダルを獲得したエルレス・アンドリュースがエントリー。

2022年シーズンもオセアニア選手権やコモンウェルスゲームズなどの大きな国際大会にてメダルを量産したスプリンターだ。

同じくニュージーランドからは、オリビア・キングやレベッカ・ペッチなど、コモンウェルスゲームズでのチームスプリント優勝メンバーが出場している。

レベッカ・ペッチはBMXレーシングにて東京オリンピックにも出場を果たしている選手。高いダッシュ力で500mTTの国内タイトルを獲得した。

エルレス・アンドリュース(ニュージーランド)

エルレス・アンドリュース

「国内選手権」ケイリン優勝
「オセアニア選手権」ケイリン・スプリント・チームスプリント優勝
「ネーションズカップ(第3戦)」ケイリン2位・スプリント3位
「コモンウェルスゲームズ」ケイリン・スプリント・チームスプリント優勝、チームパシュート2位

オリビア・キング(ニュージーランド)

「国内選手権」スプリント優勝、ケイリン・500mTT2位
「オセアニア選手権」チームスプリント優勝
「コモンウェルスゲームズ」チームスプリント優勝

レベッカ・ペッチ(ニュージーランド)

「国内選手権」500mTT優勝
「オセアニア選手権」チームスプリント優勝、500mTT2位
「コモンウェルスゲームズ」チームスプリント優勝

W優勝で幸先良い2023シーズン

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