2022年8月にプロ選手を引退したドイツの元中長距離選手であるリサ・ブレナウアーが、2023年シーズンよりドイツトラック競技ナショナルチームのコーチに就任することが発表された。

女子個人パシュート世界王者のリサ・ブレナウアーが引退

コーチの資格は取得済み

2022年8月に開催された『2022UECヨーロッパ選手権』を最後に引退したリサ・ブレナウアー。引退発表時には今後のキャリアを未定としていたが、ドイツチームはコーチ就任のオファーを出していることを公表していた。

オファーに応えてか、リサ・ブレナウアーはドイツ自転車競技連盟が開催する指導者トレーニングプログラムを受講。3ヶ月以上に及ぶトレーニングを11月に修了した。

また本プログラムには、男子短距離オリンピックメダリストのマキシミリアン・レビや、女子短距離で現在も活躍しているエマ・ヒンツェらも参加。

マキシミリアン・レビは既に引退しており、『2022ジュニア世界選手権トラック』にもドイツチームのコーチとして参加していたが、エマ・ヒンツェは女子チームスプリントで3連覇を成し遂げている現役選手。引退後は指導者になることを既に決意しているのかもしれない。

参照:rad-netリリース(2022年11月2日)

コーチを務めるのは「女子チーム」

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