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世界選手権の後にも国際大会を実施
世界選手権がひと段落すると、9月には4年に1度のアジアンゲームズ(アジア競技大会)が中国で開催される。当初は2022年の開催を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で延期となっていた。
アジアという枠ではあるが、IOC傘下のアジアオリンピック評議会(OCA)が主催する複合スポーツ大会であり、オリンピックの雰囲気を掴むことができる貴重な大会だ。
そして12月には、2022年にも日本で開催された国際大会、「ジャパントラックカップ」と「JICF国際トラックカップ」が行われる。過去には元世界チャンピオンらも出場した大会であり、日本国内で見られる唯一の国際大会だ。
以上2023年に開催される主要なトラック競技大会のスケジュールをお伝えしてきた。
振り返ってみると全11大会が既に予定されており、1年のうち大会のない月は7月と11月のみという盛り沢山なシーズンであることがわかる。ぜひ各大会にご注目いただき、日本選手の走りを応援してほしい。
トラック競技主要大会「2023年スケジュール」
大会名 | 日程 | 開催地 | クラス |
ケンブリッジGP | 1月6日〜1月7日 | ニュージーランド・ケンブリッジ | クラス1 |
ネーションズカップ第1戦 | 2月23日〜2月26日 | インドネシア・ジャカルタ | ネーションズカップ |
ネーションズカップ第2戦 | 3月14日〜3月17日 | エジプト・カイロ | |
ネーションズカップ第3戦 | 4月20日〜4月23日 | カナダ・ミルトン | |
全日本選手権トラック | 5月12日〜5月15日 | 伊豆ベロドローム | 国内選手権 |
アジア選手権トラック | 6月14日〜6月19日 | マレーシア・ニライ | 大陸選手権 |
世界選手権トラック | 8月3日〜8月9日* | イギリス・グラスゴー | 世界選手権 |
ジュニア世界選手権トラック | 8月23日〜8月27日 | コロンビア・カリ | |
アジアンゲームズ(アジア競技大会) | 9月23日〜10月8日 | 中国・杭州 | 地域競技大会 |
ジャパントラックカップ I | 12月1日〜12月3日 | 伊豆ベロドローム | クラス1 |
ジャパントラックカップ II | 伊豆ベロドローム | ||
JICF国際トラックカップ | 12月9日〜12月10日 | 美鈴湖自転車競技場 | クラス2 |
*2023年の世界選手権は13の自転車競技を実施する合同大会。大会の全日程は8月3日〜8月13日。