アレックス・ポーターの略歴

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「自転車競技が今の私を形成」本人コメント

「非常に多くを悩んだ末、この人生で最も辛い決断に至りました。プロ自転車競技選手からの引退を決意しました。

東京オリンピックが終わり、私が最優先すべきは私自身の健康を維持することでした。それにはスポーツから離れる必要があったのです。ティーンエイジャーの頃から取り組んできた自転車競技が、今の私を形成しています。自転車競技が私の人生に喜びを運んでくれました。

自転車競技を通して生涯の友人に出会え、数えきれない程の素晴らしい思い出を残すことができました。

感謝を送りたい方々も数えきれない程います。まずはSASI*やAusCyclingへ。自転車に乗りオーストラリア中を、そして世界中を旅するチャンスをくださりありがとうございました。

陰ながら応援してくれた家族や友人にも感謝します。誰一人欠けていても今の私はあり得ません。苦楽をいつも共にし、支えてくれました。

オーストラリア男子チームパシュートメンバーにも感謝します。素晴らしいことを一緒に成し遂げてきました。表彰台で肩を組み合えたことは、この先もかけがえのない思い出です。

そして最後に私のコーチ、Tim Decker氏に感謝を送ります。ペダルにシューズをはめ込むことさえできない少年だった私を、オリンピックの舞台まで導いてくれました。生涯感謝します。私を人として成長させてくれたあたなの影響は言葉に言い表せないほど大きなものです。私を引っ張り導いてくれて、そしてサポートしてくれて本当にありがとうございました。

※SASI:South Australian Sports Institute

公式アンバサダーとして今後も活躍

オーストラリア自転車競技連盟のCEOを務めるMarne Fechner氏は、アレクサンダー・ポーターがAusCyclingの公式アンバサダーとして今後も活躍していくことを発表。

以下Marne Fechner氏によるコメント。

「アレックスが成し遂げてきたこと、そして彼の献身性や忍耐力には感嘆するほかありません。

彼がナショナルジャージを着て走る姿を見ることができないのは残念ですが、自転車競技における彼自身の旅はまだまだ続いていきます。AusCyclingのアンバサダーとして重要な役割を果たし、次世代選手やサイクリストたちに影響を与えてくれることでしょう」

アレクサンダー・ポーターに関する記事は、こちら

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