2022年11月5〜6日の2日間に渡り『トラックサイクリングキャンプ2022 in 沖縄』が、JKA・沖縄県自転車競技連盟の共催で、沖縄県の沖縄県総合運動公園自転車競技場にて開催された。

「自転車競技の楽しさ」をテーマにしたトラックサイクリングキャンプは、定期的に全国各地で開催されている。今回は9〜18歳の男女14名が参加。1日目は小学生ら完全未経験者が中心、2日目は中高生らの経験者が中心と2日間2組へ分けられての開催となった。

編集部はその2日目午後パートを取材。講師は日本パラサイクリング連盟でコーチも務める沼部早紀子氏(公益財団法人日本自転車競技連盟 女性スポーツ委員会 委員)だ。

自転車へ乗る前に効果的なストレッチの方法から、基本的な自転車の乗り方をレクチャー。

バンク上にコーンが置かれ、参加者はスラロームとスタンディングで自転車コントロールの基礎を学んだ。

特に盛り上がったのはスタンディング。

指定エリアで脚を着かず何秒間留まれるか?というシンプルなチャレンジ。この時の参加者は概ね5秒程度の記録であったが、1日目の未経験小学生チーム、石戸青波くん(11歳)は13秒を記録したそうだ。

続いてはバンク走行。

最後のプログラムでは200mタイムトライアルへ挑戦。臆すること無くバンクの上まで登り、皆一気にかけおろしていた。

太田りゆ選手が憧れ

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