未来のスター選手が生まれるか『トラックサイクリングキャンプ2022 in 沖縄』

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太田りゆ選手が憧れ

池原杏(いけはら あん)さん。九州大会3位、沖縄県総体で個人追い抜き3連覇&スプリント優勝の実力者へ、参加してみての感想を伺った。

トラックサイクリングキャンプ2022 in 沖縄

池原杏(いけはら あん)さん

Q:参加したきっかけは?

現在は競輪選手の方と練習をしていて、その方から紹介されて応募をしました。将来は競輪選手を目指しているので、こういうイベントへも参加したいと思い応募しました。

Q:参加してみての感想は?

初心へ帰ってイチから基礎を考え直す機会となり、自分自身も走行に慣れているからこそ普段は気にしていなかった走行ラインやフォームについて再確認する事が出来ました。出来ている様で出来ていなかったんだなと気づくきかっけとなりました。

Q:今後のイベントで期待する事は?

今回は沖縄県の大会で見かける人も多かったのですが、全く自転車競技の経験が無い人が、ロードバイクではなく普通の自転車でも参加が出来る様なイベントがあっても面白いのかなと思いました。

Q:トラック競技のナショナルチームで憧れの選手はいますか?

太田りゆ選手が憧れです。見た目も綺麗なのに、レースでも自身の魅力を表現する様な走り方だったりするので、そういった面でもプロ意識が高いなと思います。ガールズケイリンにおいても、トラック競技においてもオーラを感じるので、凄くカッコ良いなと思います。

「思った以上の成果」沼部早紀子コーチ

2日間あって、1日目は小学生の初心者が中心という事で遊びの要素を多めに行いました。「楽しくバンクを走ろうね」という事を目標に行いましたが、2日目の今日は中学生が多く、ロードバイクも2年以上の経験者、バンク走行の経験もある人達という事で、1日目よりはレベルの高い練習が出来ました。皆上達が早く、あっという間の1日でしたが、思っていた以上のプログラムが出来て凄く良かったです。

沖縄と自転車競技は好相性

『トラックサイクリングキャンプ2022 in 沖縄』の行われた沖縄県総合運動公園自転車競技場はナショナルチームも合宿で度々訪れる場所。秋冬でも温暖な気候と、ロード練習が行いやすい道路環境など自転車競技に適した場所だ。11月11〜13日には『ツール・ド・おきなわ』が開催され、全国から多くのホビーライダーも集う。佐藤慎太郎選手も練習拠点とする程で、今回の参加者の中からも未来のスター選手が生まれるのかも知れない。