史上初となるUCI世界選手権の合同大会『2023 UCI自転車競技世界選手権』。ロードやトラック、MTBやパラサイクリングなど全13の自転車競技の世界選手権を1つにまとめて開催するもので、2023年8月にイギリス・グラスゴーで予定されている。
本大会を盛り上げるイベントの1つとして「特別ジャージのデザインコンテスト」の実施が発表された。
アマチュア・学生デザイナーが応募対象
Santini社が企画する「UCI自転車競技世界選手権」第1回大会を記念した特別ジャージ製作。Santini社とは、UCIと大会公式ウェアのパートナー関係を結んでいる会社だ。
本コンテストの特徴は、企業やプロではなく、将来デザイナーとして活躍することを目指す「アマチュアデザイナーや学生」を募集対象としている点だ。
3つのデザイン案を提出
応募者には『2023 UCI自転車競技世界選手権』をメインテーマとし、さらに指定された3つの副テーマに沿った特別ジャージのデザイン製作が求められる。各副テーマにつき1デザインとして、計3つの案を提出する。
プレゼンテーションによる最終審査
要項を満たしたデザイン案は、Santini社と大会主催者により「創作性(Creative standard)」や「実現可能性(Viability)」などの観点から審査され、3者によるデザイン案が最終審査へと進められる。
最終審査はプレゼンテーション方式。勝ち進んだ3者は、VIP審査パネリストたちの前でプレゼンテーションを行う。しかし、この場でコンテスト優勝者は発表されない。
後ほど優勝デザインを実物の特別ジャージとして製作し、発表される。優勝者はこの発表をもって明かされるのだ。
優勝特典はフリーランスプロジェクト
コンテスト最終結果の発表後、特別ジャージは2023年8月3日〜13日の『2023 UCI自転車競技世界選手権』開催期間中、Santiniのオンラインストアや各国の取扱店にて購入可能となる。
さらに優勝者には、Santini社とのフリーランスプロジェクトへの参加権も授与。約50時間のプロジェクトに参加すると€2,000相当の報酬も与えられる。
『2023 UCI自転車競技世界選手権』リリース(2022年9月27日)