本人コメント

3/3 Page

次なる挑戦者は?

3年ぶりに更新された今回の記録。次なる挑戦者は誰となるのか?

そこで名前が挙げられるのがトラック競技中長距離種目のスター選手フィリポ・ガンナ。まだ正式な発表はないものの、2021年のイベントにてアワーレコード参戦に意欲を見せていた旨がCycling Weeklyで報じられている。

ガンナはダニエル・ビッガムがスタッフを務める「INEOS Grenadiers」の選手。男子チームパシュートの世界記録を持つイタリアチーム(現世界チャンピオン)の一員で、ロード個人TTの現世界チャンピオンでもある。

2022年8月現在詳細は未発表だが、TT種目で世界トップの活躍をしているガンナによるアワーレコードの挑戦が実現すれば、記録更新に期待が寄せられるだろう。

UCIアワーレコードを巡る今後の動向についても、注目していきたい。

UCIアワーレコード(男子)ランキング

選手名(国籍) 記録 実施日 会場
ダニエル・ビッガム
(イギリス)
55.548km 2022年8月19日 グレンヘン
(スイス)
ビクター・カンペナールツ
(ベルギー)
55.089km 2019年4月16日 アグアスカリンテス
(メキシコ)
ブラッドリー・ウィギンス
(イギリス)
54.526km 2015年6月7日 ロンドン
(イギリス)
アレックス・ダウセット
(イギリス)
52.937km 2015年5月2日 マンチェスター
(イギリス)
ローハン・デニス
(オーストラリア)
52.491km 2015年2月8日 グレンヘン
(スイス)

参考:UCIコラムCYCLINGTIPS「Filippo Ganna’s Hour Record attempt may not happen until 2023」

UCIアワーレコードに関する記事はこちら

「苦行」今村駿介が日本初のアワーレコードに挑戦 52.468kmで日本記録樹立