2022年8月26日〜29日に伊豆ベロドロームにて開催される『2022全日本選手権トラック(エリート・ジュニア・パラサイクリング)』、通称全日本トラック。この記事では8月16日に公開されたエントリーリストを元に、ぜひ注目していただきたい選手をご紹介していく。

元ナショナルチームメンバーの参戦

WAKIMOTO Yuta, 脇本雄太, BGT, 男子ケイリン 1回戦, ジャパントラックカップⅠ, 伊豆ベロドローム

脇本雄太

男子スプリントと男子ケイリンには脇本雄太、1kmTTには深谷知広がエントリー。

脇本雄太は東京2020オリンピックに出場、その後はナショナルチームを離れ本業の競輪選手に専念しているが、7月に行われたジャパントラックカップⅠでは1年ぶりの競技にもかかわらずケイリンで優勝。それから間を開けずに開催されたオールスター競輪(G1)では完全優勝と、力の強さを見せ続けている。今大会ではスプリントとケイリンに出場。後輩たちからすれば「現役ナショナルチーム」のメンツがかかる、負けられない戦いだ。

深谷知広, 男子チームスプリント, 2021全日本選手権トラック

深谷知広

深谷知広もまた、東京2020オリンピックまでのトラックナショナルチームを牽引してきた選手。昨年(2021年)の全日本選手権ではドロップハンドルで1分1秒9台を記録しており、今年はどのように挑むか気になるところ。

ちなみに、オーストラリアのマシュー・グレーツァーがドロップハンドルで1km1分を切ったことについて、深谷は「別次元」とコメントしている。

競輪選手たちもエントリー

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