2022年4月から7月にかけて開催された『UCIトラックネーションズカップ』。全3戦がすべて異なる開催地で行われた。
ネーションズカップは世界選手権やオリンピックに次ぐ高いUCIポイントを獲得できる重要な大会。また、トラックチームが出場できる最大規模の大会となっている。
全3戦のうち日本チームは第1・2戦に出場し、メダル獲得を果たす活躍も見せた。
本記事では、2022年ネーションズカップ全3戦の国別メダル獲得数と、メダリストとなった各選手たちの結果を一挙にご紹介していく。
国別メダル獲得ランキング TOP5
国名 | 金メダル | 銀メダル | 銅メダル | |
1位 | イタリア | 10 | 9 | 5 |
2位 | オランダ | 5 | 9 | 5 |
3位 | コロンビア | 5 | 5 | 9 |
4位 | フランス | 6 | 3 | 3 |
5位 | オーストラリア | 5 | 4 | 3 |
全3大会で実施された種目数は男女合計56種目。計168枚*のメダルが争われた。そのうち最も多くのメダルを獲得したのはイタリア。計24枚のメダルを手にし、金メダルだけでも2位のオランダに2倍差をつける10枚を獲得した。
※第2戦(ミルトン)女子ケイリンでは1部選手の失格判定があり、複数選手が3位となったため、本種目の銅メダルは授与されていない。従って、授与された実質的なメダル数は合計167枚。
その他、東京2020オリンピックや世界選手権2021年大会でも活躍した国が上位にランクインするなか、コロンビアが3番目に多くのメダルを獲得した(メダル獲得数ではオランダと同位)。
ここから先は、短距離・中長距離それぞれ個別に注目し、各々の国別メダル獲得ランキングTOP5*と、メダリストととなった各選手をご紹介していく。是非予想と照らし合わせながらご覧いただきたい。
※トラックチームの選手としてエントリーしメダルを獲得した場合は、その選手の国籍となる国にメダル獲得数を加算していく。例)佐藤水菜(チーム楽天Kドリームス)による銀メダルは、日本のメダル獲得数に加算。