元世界王者、リー・ワイジー参戦！世界レベルの大会に
世界選手権の銀メダリストである佐藤水菜も出場する『2022ジャパントラックカップ』の女子ケイリンには、香港のリー・ワイジー（李慧詩）も出場予定。
リー・ワイジーは、『2019世界選手権トラック』にて女子スプリント・ケイリンの2冠を達成した、アジアが誇るスター選手だ。
「アジア人でもチャンピオンになれることを証明」リー・ワイジー（李慧詩：香港）が大会2冠／女子ケイリン・世界選手権トラック2019
2017年〜2020年に開催されたアジア選手権4大会では、9枚の金メダルを獲得し、2019年では「UCIトラックワールドカップ」にて1年間で9枚の金メダルを獲得する快挙を成し遂げている。
2021年では、自国開催となった「UCIネーションズカップ」第1戦にて金メダル2枚、銀メダル1枚を獲得。
東京2020オリンピックでは女子スプリントに出場し、見事銅メダルを勝ち取った。
しかし、さらなる活躍が期待された2022年シーズンでは、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、香港ナショナルチームがアジア選手権への出場を見送ったことで、残念ながら同大会での5年連続メダル獲得記録はストップ。
そしてリー・ワイジーを擁する香港チームは、2022年の国際大会へのデビューが遅れ、ようやく出場できた7月のネーションズカップ第3戦（カリ）でも思うような結果を出すことができなかった。
つまり、『2022ジャパントラックカップ』でのメダル獲得はリー・ワイジーを含め香港チームにとって、2022年の世界選手権に向けてなんとしても成し遂げたい目標と言えるのだ。
そして、リー・ワイジーは前回大会の『2019ジャパントラックカップ』にて、自身が出場したすべての短距離種目を制した強者。本大会のディフェンディングチャンピオンとなり、日本チームの前に立ちはだかる選手だ。
リー・ワイジーや佐藤水菜をはじめとした強豪選手の参戦により、『2022ジャパントラックカップ』の女子ケイリンでは世界レベルの戦いが繰り広げられるだろう。
ぜひ注目していただきたい。
