決勝
メンバーと並びは以下の通り:
佐藤水菜
アズリ・ムハンマド(マレーシア)
小林優香
ハン・ヒョンソ(韓国)
ユリア・ゴルブコワ(カザフスタン)
パク・ジヘ(韓国)
レースはペーサーが退避し、残り3周となっても仕掛ける選手はおらず、残り2周へ。
徐々にスピードが上がるが位置関係は変わらず、ラスト1周へ。2番手のムハンマド、3番手の小林が外から仕掛ける展開。そして空いた内側から、最後尾にいたパク・ジヘが位置を上げていく。
一方で佐藤は全開で踏み込み続ける。残り半周、外を走らされ続けている小林、そして小林に場所を譲らないムハンマドが少し失速すると、パク・ジヘが2番手へ。
佐藤は最終ストレートに入ってもスピードを落とさず、そのまま逃げ切って1着でフィニッシュ。2着にはパク・ジヘ。3着は小林と並走していたムハンマド。そして終始外を走らされ続けた小林は4着となった。
アジア選手権トラック2022🇮🇳女子ケイリン
決勝戦のフィニッシュシーンが届きました!
※ちょっとスローな動画です1着が佐藤水菜選手、4着が小林優香選手🏆
大会の模様は後日SPEEDチャンネルでも放送予定です。 pic.twitter.com/zFCMmzoTQQ— More CADENCE (@MoreCadence) June 23, 2022
佐藤は、これまで2021世界選手権ケイリンの銀メダル、2022ネーションズカップ第2戦の銀メダルを獲得してきたが、個人タイトルは無かった。
この勝利で国際大会で初の個人タイトル獲得となり、同時に10月中旬に行われる世界選手権トラック、女子スプリント種目への大陸チャンピオン枠を得た。
アジアトラック自転車競技選手権大会五日目
女子エリートケイリン
佐藤水菜のコメント pic.twitter.com/fuwuuHxLpT— JapanCyclingFederation -日本自転車競技連盟 (@JCF_cycling) June 23, 2022