1回戦

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決勝

メンバーと並びは以下の通り:

佐藤水菜
アズリ・ムハンマド(マレーシア)
小林優香
ハン・ヒョンソ(韓国)
ユリア・ゴルブコワ(カザフスタン)
パク・ジヘ(韓国)

レースはペーサーが退避し、残り3周となっても仕掛ける選手はおらず、残り2周へ。

徐々にスピードが上がるが位置関係は変わらず、ラスト1周へ。2番手のムハンマド、3番手の小林が外から仕掛ける展開。そして空いた内側から、最後尾にいたパク・ジヘが位置を上げていく。

一方で佐藤は全開で踏み込み続ける。残り半周、外を走らされ続けている小林、そして小林に場所を譲らないムハンマドが少し失速すると、パク・ジヘが2番手へ。

佐藤は最終ストレートに入ってもスピードを落とさず、そのまま逃げ切って1着でフィニッシュ。2着にはパク・ジヘ。3着は小林と並走していたムハンマド。そして終始外を走らされ続けた小林は4着となった。

佐藤は、これまで2021世界選手権ケイリンの銀メダル、2022ネーションズカップ第2戦の銀メダルを獲得してきたが、個人タイトルは無かった。

この勝利で国際大会で初の個人タイトル獲得となり、同時に10月中旬に行われる世界選手権トラック、女子スプリント種目への大陸チャンピオン枠を得た。

最終結果PDF