準決勝

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どちらが勝っても史上初のスプリントアジアチャンピオン

太田vs小林の決勝。1本目は小林がインスタートとなった。

開始直後からややスピードをつけて進む小林だが、半周を過ぎると太田が小林を内側からかわして前へ。残り2周となって両者はスピードを上げていくが、太田が小林との車間を上手くキープしながら最終周回へ。

最終周回では両者全開でダッシュとなったが、外から攻めてくる小林のスピードに合わせて太田が前を譲らず最終ストレートに入る。最後は前に出れない小林が諦める形で太田が先着し、1本目を得た。

2本目は太田がインスタート。まずは前で車間を取りつつペースを上げていく太田。スピード、車間を含めて1本目と同様の展開になるかと思ったところで、最終周回前に内側から小林が前に出て先行体制へ。

逃げる小林を追う太田は、2コーナーを前に仕掛けると一気に小林をかわしていき、

最終コーナーでは小林を突き放してフィニッシュ。

力強い走りを見せた太田が2本先取で優勝し、アジア選手権女子スプリント史上初の金メダルを獲得した。準優勝は小林優香。3位は韓国勢での戦いを制したチョ・ソニョン。

決勝結果PDF

なお、これまでの同種目での最高順位は橋本聖子(1995年)と太刀川麻也(2002年)が準優勝の結果を残している。

太田りゆコメント

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