今村駿介は上位入賞 初参戦の兒島直樹は20位

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第1種目:スクラッチ 今村、兒島が積極的に前でレースを展開

1種目はスクラッチ。定められた距離を走り着順を競う。男子は40周回。

レースは残り10周を切るところで集団は3つに分かれた。先頭集団には今村、兒島を含む8人ほど。日本の2人は積極的に前でレースを展開していく。

しかし残り5周となるところで後続集団が一気に追いつくと、今村も兒島も集団の後方から位置を上げられなくなってしまう。 最終周回ではスプリント勝負となり、先頭でフィニッシュラインを切ったのはオリバー・ウッド(イギリス)。続いてセバスチャン・モラ(スペイン)、マシュー・ウォールズ(イギリス)、今村は後方から攻めての13位、兒島は15位となった。

スクラッチ結果PDF

第2種目:テンポレース

2種目目はテンポレース。男子10km(女子は7.5km)で行い、毎周回、フィニッシュラインを1着で通過した選手だけ1ポイントを獲得。さらに、集団を1周追い抜いた場合は20ポイントが加算され最終的な合計ポイントで順位が決定する。

この種目は序盤でフーバー(アメリカ)がポイントを量産し、終盤でモラ(スペイン)が同じくポイントを量産。フーバーとモラの舞台となった。 結果はフーバーが1位、モラが2位、3位にウッド(イギリス)、今村は1ポイント獲得で7位、兒島は16位。

テンポレース結果PDF

第3種目:エリミネーション

3種目目はエリミネーション。2周に1回最後尾の選手が除外されるサバイバルレース。

兒島は4回目の除外周回、序盤でエリミネートされてしまう。

今村は残り5人となった集団の先頭で走りレースを展開していくが、最終コーナー前に全員にかわされてしまい除外。この種目を5位とした。

最後に残ったのはビビアーニとファビオ・ファンデンボッシェ(ベルギー)。1対1の勝負をビビアーニが追い込みで制し、この種目の1位となった。

エリミネーション結果PDF

第4種目:ポイントレース

最後の種目は、25km(女子は20km)で行われるポイントレース。それまで3種目で獲得した総合ポイントを持ち点としてスタートし、10周ごとのスプリント周回で、1着に5ポイント、2着に3ポイント、3着に2ポイント、4着に1ポイントが与えられる。レースで得たポイントが持ち点に加算されていき、最終的に総合ポイントが最も高かった選手が勝ちとなる。

ここまでのトップ5は

ウッド(106ポイント:イギリス)
モラ (100ポイント:スペイン)
ファンデンボッシェ(100ポイント:ベルギー)
フーバー(82ポイント:アメリカ)
ティム・トウデンベルク(82ポイント:ドイツ)

今村は76ポイントで7位、兒島は24ポイント20位でスタートした。

オリバー・ウッド

レースは逃げるウッドをモラが終始追う形となったが、ウッドが逃げ切り、そしてポイント差を広めて優勝。モラは2位。

3位はバンデンボッシュとなり、この種目前の暫定順位と変わらず。

今村は4回のポイント周回で8ポイントを獲得し合計84ポイント。暫定7位スタートだったが最終成績を6位とした。兒島の最終成績は20位。

最終結果PDF

大会の模様は後日スピードチャンネルにてハイライト放送が予定されている。

詳細は別途ご案内します。

とりあえずこれを見て!ネーションズカップ第1戦を楽しむためのリンク集