レースレポート

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暫定トップが落車でDNF

1回目のポイント周回は梶原がチャレンジするが、前に出れずにポイント獲得は無し。2回目は4着1ポイントを獲得した。しかし2回目のポイント周回直後に、暫定トップだったアーチボルドが前方の選手の後輪にぶつかり落車。レースは一時中断となり、地元のスター選手の復帰を待つも、トラックを降りてDNFとなった。

着実にポイントを積み重ねた梶原

トップ争いはファンデルドゥインと梶原となったが、着実にポイントを加算していくのは梶原。

4回目のポイント周回で3着2ポイント、6回目と7回目では2着3ポイントと合計101ポイントとする。一方ファンデルドゥインは初回と5回目以外のポイント周回で加算できず、最後のポイント周回を残し、梶原が逆転し暫定トップで101ポイント。ファンデルドゥインが99ポイントとなった。

そして残り10周を切って3位争いの選手たちが集団から飛び出したことで、優勝争いにはほぼ決着がついてしまった。

梶原は、最後はポイントを加算しなかったものの、ファンデルドゥインをマークして優勝。2位にファンデルドゥイン。3位は最終スプリント勝負を制してジャンプアップしたコペツキーとなった。内野艶和(チーム楽天Kドリームス)も出場したが、予選敗退となり、本選には進出ならず。

梶原悠未インタビュー

梶原悠未 KAJIHARA Yumi, JPN, マイケ・ファンデルドゥイン van der DUIN Maike, NED, ロッテ・コペツキー KOPECKY Lotte, BEL, Women's Omnium, 2022 Track Nations Cup, Glasgow, Great Britain

Q:今の気持ちは?

勝ちたいとは思っていたのですが、まさかスクラッチの12位から優勝出来ると思っていなかったので、一歩一歩丁寧に賢く走ることが出来たと思います。本当に嬉しいです。

Q:そのスクラッチが終わった時の気持ちは?

まだまだ一種目ずつ、1位を目指して走って最後まで諦めない気持ちを持ちました。

Q:テンポレース、エリミネーションレースはどうでしたか?

イギリスのアーチボルド選手が本当に強いので、しっかりアーチボルド選手についていって、更には勝ってように強い気持ちで走りました。

Q:今日の走りの自分の評価は?

落ち着いて、賢く走ることが出来たと思います。今日の自分の走りに対して自分を褒めてあげ、次はスイスに戻ってロードのステージレースがあるので、ロードでも優勝、ミルトン(ネーションズカップ第2戦)でも優勝して、パリオリンピックのオムニアムで必ず金メダルを獲れるように、もっともっと持久力もメンタルも強くなって準備していきたいと思います。

 

大会の模様は後日スピードチャンネルにてハイライト放送が予定されている。

詳細は別途ご案内します。

とりあえずこれを見て!ネーションズカップ第1戦を楽しむためのリンク集