中野浩一(JCF強化委員長コメント)
パリオリンピックに向けて、次へと動き出さなければなりません。今までヘッドコーチであったブノワ・ベトゥがトラック競技のテクニカルディレクターに、アシスタントコーチだったジェイソン・ニブレットがヘッドコーチへ昇格しました。中距離は変わらずクレイグ・グリフィンコーチがヘッドコーチです。
選手の方は新田祐大と脇本雄太が競輪に専念し、若者たちへと世代交代が行われます。今年1月からは若い選手たちを強化指定選手にしています。
既存のスポンサー様には今後も継続をお願いしたいですし、新たにスポンサーとしてやっていただけるのであれば、是非ご協力をいただきたいと思います。
いよいよ今年のシーズンも始まります。選手たちも一生懸命トレーニングをして結果を残そうと頑張っていますので、皆さんも是非応援お願いします。目標はパリオリンピックでのメダル獲得です。
ブノワ・ベトゥ(トラックテクニカルディレクター)
私の新しい肩書きはトラック競技のテクニカルディレクターとなります。新たな役割での仕事は、ナショナルチームのパフォーマンスに関するミッションが数多くあります。現場にいるコーチ達と毎日身近に協力し、コーチたちがトレーニングに集中できるように、私がコーチだった時に抱えていた課題から彼らを守るように心掛けています。UCI(国際自転車競技連合)との関係を強化し、協力し合っていくことも仕事の一部となっています。
チームがパリ五輪でメダルを獲得するために尽力することが最優先となりますが、パリ五輪が仕事の唯一の目標ではありません。日本における自転車競技の未来を構築することが目的でもあります。ナショナルチームの土台をさらに強くして、プロフェッショナルなチームを作り上げていきたいです。
ジェイソン・ニブレット(短距離コーチ)
役割が変わってもメダルを獲得するという目標は変わりません。東京オリンピックから選手は変わりますが、目標が変わることはありません。ブノワ・ベトゥと私で1から始めてこのレベルまで来ました。そして今は世界一になることを期待されています。その期待に応えられるように全力を尽くすのみです。
来たるべき日に、どんな状況になっても対応できるように準備をして、ベストパフォーマンスが発揮できるようにしたいです。
新田祐大(ジュニア短距離アドバイザー)
僕が同じ年代だった時よりもタイム、身体、力において優れている人が多いと感じています。東京オリンピックを経験した選手たち、東京オリンピックに関わってサポートしてくれたスタッフたちと連携をとりながら体制を作り上げていくことが、世界との距離感を縮めることになると思います。そういう意味での架け橋的な役割が出来たらなと思っています。
これからの自転車業界の発展のため、将来的にコーチとしてやっていくためにも、まずは第一歩としてジュニアの育成に関わらせていただきます。これからも、どうぞよろしくお願いします。
2022シーズン主要大会一覧
4月15日〜17日 | 国際トラックミーティング | ベルギー・ゲント |
4月21日〜24日 | UCIトラックネーションズカップ第1戦 | イギリス・グラスゴー |
5月12日〜15日 | UCIトラックネーションズカップ第2戦 | カナダ・ミルトン |
6月18日〜22日 | アジア自転車競技選手権大会トラック | インド・ニューデリー |
7月7日〜10日 | UCIトラックネーションズカップ第3戦 | コロンビア・カリ |
7月28日〜31日 | ジャパントラックカップⅠ/Ⅱ | 伊豆ベロドローム |
8月26日〜29日 | 全日本選手権トラック | 伊豆ベロドローム |
9月13日〜16日 | 第20回アジア大会トラック | 中国・杭州 |
10月12日〜16日 | UCI世界選手権大会トラック | フランス・サン=カンタン=アン=イヴリーヌ |