オムニアム
1人が計4種目を行い、その総合成績を競う過酷な種目「オムニアム」。マディソン同様、男女ともにイギリスチームは表彰台入りの常連国だ。
タイトルを獲得してきた選手はマディソンなどでも活躍する2人。東京オリンピックに出場したローラ・ケニーは惜しくも落車に巻き込まれてしまい、大会3連覇には至らなかったが、それでも6位入賞。
世界選手権と大陸選手権ではケイティ・アーチボルドが優勝。4種類のレースを1種目として実施する過酷なオムニアムに出場しながら、その他の種目にも出場しタイトルを獲得している最注目選手の1人だ。
大会名 | 成績 | 出場選手名 | その他の表彰台 |
東京2020オリンピック | 6位 | ローラ・ケニー | 1位アメリカ 2位日本 3位オランダ |
世界選手権 | 優勝 | ケイティ・アーチボルド | 2位ベルギー 3位イタリア |
ヨーロッパ大陸選手権 | 優勝 | ケイティ・アーチボルド | 2位フランス 3位イタリア |
一方、男子はロードレースでも活躍しながらマディソンなどのトラック競技でもタイトルを獲得しているマシュー・ウォールズとイーサン・ハイターがオリンピックと世界選手権で優勝。
オリバー・ウッドも世界選手権と大陸選手権にてチームパシュート3位を獲得している選手だ。
大会名 | 成績 | 出場選手名 | その他の表彰台 |
東京2020オリンピック | 優勝 | マシュー・ウォールズ | 2位ニュージーランド 3位イタリア |
世界選手権 | 優勝 | イーサン・ハイター | 2位ニュージーランド 3位イタリア |
ヨーロッパ大陸選手権 | 4位 | オリバー・ウッド | 1位ポーランド 2位ベルギー 3位デンマーク |
2022 国内選手権 リザルト
女子エリート
ローラ・ケニーやケイティ・アーチボルドがエントリーしないなか実施されたオムニアム女子エリート。
国内タイトルを手にしたのは、マディソンで2位となったソフィー・ルウィス(20歳)。マディソンで大陸選手権などを制してきた実力者、ネア・エバンス(32歳)は銀メダルとなった。
マディソンでチームを組んだマドレイン・リーチ(19歳)も銅メダルを獲得した。
順位 | 選手名 | チーム | |
1位 | ソフィー・ルウィス | Sophie Lewis | Team Breeze |
2位 | ネア・エバンス | Neah Evans | Team Breeze |
3位 | マドレイン・リーチ | Madelaine Leech | Team Breeze |
男子エリート
一方の男子エリートも、2021年の主要国際大会に出場していたメンバーはエントリーせず。
2022年の国内選手権では3種目で銀メダルを獲得していたオスカー・ニルソン ジュリアン(20歳)が、オムニアムにて金メダルを獲得。
2位はマディソンを制したマーク・スチュワート。3月に開催された国内選手権スクラッチで優勝を果たしたウィリアム・ティドボール(22歳)が3位となった。
順位 | 選手名 | チーム | |
1位 | オスカー・ニルソン ジュリアン | Oscar Nilsson-Julien | Team Inspired |
2位 | マーク・スチュワート | Mark Stewart | |
3位 | ウィリアム・ティドボール | Willam Tidball | Team Inspired |
リザルト(British Cycling)マディソン
リザルト(British Cycling)オムニアム
リザルト(UCI)