自転車競技の世界選手権でチャンピオンに輝いた選手に授与される「世界選手権者ジャージ」。白をベースに、5色のボーダーラインが特徴的。

通称「(マイヨ)アルカンシェル」や「レインボージャージ」とも呼ばれている。

本記事では、この「アルカンシェル」の歴史についてご紹介していく。

そもそも「アルカンシェル」って?

Women's Madison Podium / 2021 Track Cycling World Championships, Roubaix, PIETERS Amy(NED)エイミー・ピータース, WILD Kirsten(NED)キルステン・ウィルト

自転車競技において「世界一」になった選手に授与される「世界選手権者ジャージ」、通称「(マイヨ)アルカンシェル」。(以下、”アルカンシェル”に統一)

フランス語で、アルカンシェル(arc-en-ciel)とは「虹」、マイヨ(maillot)は「ジャージ」を意味している。要は「レインボー(ジャージ)」のフランス語版だ。

(ちなみにアーティストの「L’Arc-en-Ciel」は冠詞の”le”を付けた「The Rainbow」の意)

・アルカンシェルを着るには?
・アルカンシェルをみるには?

など、アルカンシェルに関する決まりごとについては、以下記事を参照していただきたい。

「マイヨ・アルカンシェル」って何?誰がいつ着れる? その制度を紹介/UCI世界選手権

「アルカンシェル」の誕生はいつ?

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