最後に力を爆発させた垣田・女子スクラッチ(6km)
女子スクラッチは23日、前日の予選を経て12人の選手が出場した。
レースはオープニングと共に池田瑞紀(祐誠)のアタックで始まる。しかし池田のアタックは集団に追いつかれ、一つの大きな塊へと直ぐさま戻る。その後も池田が再三に渡るアタックを行うが、集団から完全に抜け出すことは出来ずに、勝負は最終周回へ。
最終周回を先頭で迎えたのは池田だが、それまで集団で息を潜めていた垣田がラスト半周で動き出すと一気に先頭へ。
そのまま後続を突き放して1着でフィニッシュし2021年大会に続き、この種目で2連覇を達成した。2着は岡本美咲(北桑田)、3着は北岡マリア(内灘)。池田は最終回で失速し8着となった。
— 【記録速報】【公式】全国高等学校体育連盟 自転車競技専門部 (@hscyclingresult) March 24, 2022
優勝: 垣田 真穂(松山学院)インタビュー
Q:今のお気持ちは?
1位、優勝できて良かったです。
Q:今日のレースの作戦はどう考えていましたか?
結構風が強くて、昨日よりギアかけていて失敗したので、あまり足を使わずに周回して、最後のスプリントで1着が獲れたので良かったです。
Q:レースの途中も、中でひっそりとしてるというか、最後を狙っているんだろうなと感じられました。
絶対に池田(瑞紀)選手が、アタックするだろうなと思っていて。でも逃げられないように、自分もちゃんとついていけるように、という位置にいました。良い感じに最後が展開できたのでよかったです。
Q:将来こうなりたいというビジョンはありますか?
オリンピックでメダルを取りたいです。
Q:それは何の種目でですか?
なんの種目!?えっと……ロードが好きなんでロードで獲りたいんですけど(笑)。でも、何の種目でも獲れたら良いです。
Q:「オリンピック」という言葉が出てきましたけど、東京2020オリンピックを見て思っったことですか?
はい!元々思っていましたが、オリンピックを観てもっと強くなりたいと思いました。
Q:贈呈されたヘルメットはどう使いますか?
普通に使いますが……さっき自分で買ってしまいました(笑)
Q:トラック競技も、本格的にやってみようという気持ちになってきましたか?
はい。トラックも最近楽しいと思えるようになってきました。昨日(個人パシュート)では思うように走れなかったので、インターハイではちゃんと自分の走りをして勝ちたいなと思いました。
Q:ありがとうございました。優勝おめでとうございます。
ありがとうございました!