自転車トラック競技の裏花形(?)種目である1kmタイムトライアル。出場する選手たちを痛みという地獄に誘う種目が全国高等学校選抜自転車競技大会でも実施され、インターハイに引き続き中石湊(函館大谷)が優勝した。
春の全国高等学校選抜自転車競技大会が2022年3月22日から25日の日程で大分県別府競輪場で実施されている。
23日、大会2日目は雨模様の中、1kmタイムトライアルの決勝が行われた。
インターハイに続き、選抜も中石が制すのか?
2021年インターハイを制した中石に注目が集まる中、34人に選手たちが1分程度の時間に力を使い果たしていく。
最終組の中石の発走前の暫定トップは熊谷海飛(静岡北)の1分6秒795。
最終組は中石とインターハイ3位の山崎歩夢(平工)。
レースは序盤から中石が全快で走り、1分5秒台でフィニッシュを予感させるスピードとなるが、フィニッシュタイムは1分6秒496。それまで暫定トップだった熊谷をコンマ3秒上回り、見事インターハイと選抜の二冠を達成した。山崎のフィニッシュタイムは1分7秒030で全体の3位となった。
— 【記録速報】【公式】全国高等学校体育連盟 自転車競技専門部 (@hscyclingresult) March 23, 2022
1/2 Page