コース変更で峠を3周

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最終日楽しみたい

以下新城選手のコメント。

「20日間走っても集団の勢いは落ちていなかった。序盤のアタック合戦は第3、4ステージかと思わせるほど速くて、激しかった。新型コロナの影響でフランスに入国出来ず、コース変更となったが、3500mの獲得標高の上に標高2000mでの周回コースは充分な厳しさだったと思う。

自分の役目はチーム全体を最初の山岳ポイントの登り口までに良いポジションへ運ぶこと。どこのチームも動かない場合は、うちのチームから攻撃していこうという作戦だった。

登り口までには良いポジションでチームでまとまって走ることが出来たが、標高が高くなるにつれ、徐々にきつくなり、頂上手前でメイン集団から脱落してしまった。最後のステージだったので、悔いの無いように、できる限りの事はしたかった。ペイヨも健闘してくれて、総合4位のまま最終日を迎える。

最終日は個人タイムトライアル15km。総合上位のペイヨには是非とも頑張ってもらいたい。僕は最後の15kmを楽しんで走りきりたいと思う。ミラノでのフィニッシュは初めてだから。」

ツアーはいよいよ、ミラノの中心地で最終日を迎える。

ジロ・デ・イタリア公式サイト https://www.giroditalia.it/

Text:Miwa Iijima
「TEAM ユキヤ通信 2020 №62」
24 October 2020 ITALY
ー103rd Giro d’Italiaー Stage 20 » Alba › Sestriere (190k)