6月27日(木)から富士スピードウェイにて開催中の全日本選手権。初日の個人タイムトライアルに出場し、7位でフィニッシュした新城幸也選手からコメントが届いた。
新城選手は先日スロベニアにて開催されたツール・ド・スロベニアを完走したばかり。
新城幸也、3ヶ月ぶりとなる復帰レースを完走/TEAM ユキヤ通信 2019 №17 Tour of Slovenia Stage5
怪我明け初のタイムトライアル
3月の落車、負傷でレースを離れていた新城にとって、この種目(タイムトライアル)を走るのは、今シーズン初めて。ギリギリまでスロベニアでのステージレースをこなしたため、タイムトラアイルマシンにまたがるのもレース当日が2回目という強行スケジュールの中での出場となった。
男子エリートタイムトライアルは、富士スピードウェイに設定されたテクニカルな13kmの周回を3周、39kmで行われた。台風の接近を感じさせる強風と時より吹き付ける激しい雨の中でのレースとなり、スリッピーなコースに落車が続出という状況で、最後から3番目のスタートとなった新城は慎重に走り、落車なく7位でフィニッシュした。
「今日のスタート地点に立てたことが本当に嬉しいです」
以下、新城選手のコメント。
「今日のスタート地点に立てたことが本当に嬉しいです。だからこそ、悔しい気持ちでいっぱいです。スリッピーなコースを攻める勇気や、挑戦する気持ちが足りなかったです。
ラスト1周のタイムを聞いて、この走りが出来るなら、もっと早く攻めていけばよかったと後悔しましたが、後半は調子が戻ってきたことを感じられたので、日曜のロードレースは、出場するからには優勝を目指します。
自分の出場に際しましてご協力いただいた、TEAMユキヤのスタッフはじめ、サポートしていただいた日本の代理店の皆様に感謝しかありません。ありがとうございます。」
新城選手は30日に、同じく富士スピードウェイにて開催の全日本自転車競技選手権大会ロードレースにも出場予定。
Text:Miwa IIJIMA
『TEAM ユキヤ通信 2019 №18』27 June 2019 at Fuji Speed way JAPAN
―Japan national championship TT―