スロベニアにて6月19日より開催されているツール・ド・スロベニアに出場した新城幸也選手(バーレーン・メリダ)より最終第5ステージの結果とコメントが届いた。
チームの目論んだ展開とならず、第2集団でゴール
最終日の第5ステージも朝から激しい雨が降る中のスタート。序盤はスプリントポイントが連続し、終盤には3級山岳が2回、終盤には雨が上がり気温が上昇するというタフな気象条件に加え、フィニッシュまでの周回は石畳の上り坂が続くというハードな167.5km。
新城選手はスプリンターのエース、フィル・バウハウスのために途中先頭を牽く働きをするが、チームのステージ優勝はならず。エースと共に取り残される形となった第2集団の中、2分23秒遅れの43位、総合66位でレースを終えた。
「日に日に調子が上向きになった復帰レース」
以下、新城選手のコメント。
「今日はスプリントになる事が予想されていたので、大人数の逃げにだけ気を付けて、スタートした。
50km辺りでチームから集団コントロールに入るように指示があり、コントロールに加わり、2分30秒前後でコントロールしていた。
95kmの1つ目の山岳賞で総合2位のチームに攻撃を仕掛られ、バーレーン・メリダが望むスプリントな展開にはならず、次の山岳賞もハイペースで登り、エーススプリンターのフィル遅れてしまう。皆で集団復帰する為に働いたが、先頭集団もペースを落とすこと無く、追いつく事は出来なかった。
最終ステージまでこの1週間、追い込み走った。日に日に調子が上向きになったが、まだまだレースの強度には苦しめられている。とにかく最後は雨の2日間を無事に落車無く走り切れて安心した。
この後は全日本選手権です。強行スケジュールですが全力でチャンピオン獲りに帰ります。
応援宜しくお願いします。」
今後のレース予定
25日に帰国し、
3月の怪我から復帰した元気な姿を日本で見るチャンス、ぜひお見逃しなく。
Tour of Slovenia Well done @YukiyaArashiro played a resurrection from serious injury💪
新城はステージ43位、総合66位で無事に3ヶ月ぶりの復帰レースを完走しました。明日、日本に戻って強行スケジュールではありますが全日本選手権タイムトライアルで26日~富士スピードウェイに入り🇯🇵 pic.twitter.com/GIl3STRSLK— MIWA ARASHIRO 新城美和 (@iimiwa) June 23, 2019
Text:Miwa IIJIMA
『TEAM ユキヤ通信 2019 №17』
23 June 2019 at Slovenia
Tour of Slovenia Stage 5 » Trebnje › Novo mesto (167.5km)