止まらない中根の猛追
順位 | 名前 | JCFポイント数 |
1 | 新城幸也(チームバーレーン・マクラーレン) | 413 |
2 | 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) | 271.8 |
3 | 中根英登(NIPPOデルコ・ワンプロヴァンス) | 220 |
4 | 石上優大(NIPPOデルコ・ワンプロヴァンス) | 161.5 |
5 | 伊藤雅和(愛三工業レーシングチーム) | 153 |
ランキングトップ5の中で唯一のワールドツアーチーム所属の新城幸也(チームバーレーン・マクラーレン)は、係数の高いUCIワールドツアーレースに出場し、計102JCFポイントを獲得。400ポイント台に乗り、2位以下との差を大きく広げた。
2つのステージを残しての閉幕となりましたが、新城は総合49位でレースを終えたことになり、UCIポイント5ポイントを獲得。ワールドツアーは係数6なのでJCFオリンピック選考ポイントを30p加算し、現時点で413p。
の、はずです…
コツコツと積み重ね。
東京オリンピックは中止にならないと信じて🙏— MIWA ARASHIRO 新城美和 (@iimiwa) February 28, 2020
接戦を繰り広げているのは出場枠ランキング2位の増田と3位の中根。1月末時点で4位だった中根はアジアの超級レース(UCI1.Proカテゴリー)、ツール・ド・ランカウェイで第6ステージ優勝&総合6位の好成績を残した事で大量のポイント獲得に成功。一気に増田との差を詰めた。
【詳報】
🏆 #PETRONASLTdL2020 🇲🇾 | 第6ステージ中根英登が残り8kmでアタック。2選手での逃げ切りとなり、冷静にスプリントを制して悲願の区間優勝!
中根🗣ようやく勝てた。今回は石上をはじめチームメート全員が強い。支えてくれたすべての方に感謝している。
🔗詳報https://t.co/pHHS7wMW3A pic.twitter.com/VAKSyzWwEY
— Team NIPPO (@NIPPO_RACING) February 12, 2020
ツール・ド・ランカウェイの翌日に開催されたワンデーレース、「マレーシア・インターナショナルサイクルクラシック(UCI1.1)」では中根が11位、増田が12位でゴールし、両者共にUCIポイントを獲得する接戦に。また、このレースで出場枠ランキング5位の伊藤雅和(愛三工業レーシングチーム)が6位でレースを終え、40ポイントを獲得した。
MMC Malaysia International Classic Race (UCI1.1.)
ステージ6位の伊藤選手は、アジア2位で表彰台に!
3位はブリッツェンの鈴木龍選手。 pic.twitter.com/ZyXgdF2eWZ— 愛三工業レーシングチーム / AISAN Racing Team (@aisanracingteam) February 15, 2020
ベテラン増田 vs 絶好調の中根の争いが目立った2月だったが、3月5日まで開催されたツール・ド・台湾(UCI2.1)には中根と増田、さらには現在ランキング4位の石上優大(NIPPOデルコ・ワンプロヴァンス)が出場。これによってまたポイントに変動が発生する。日本代表選考期間終了は5月31日。今後のランキング変動にも目が離せない。