クリテリウム・スペシャル・ライダーズ
過去に同じチーム所属していたこともあってか、ネイサン・ハースとスティール・ヴァン・ホフはスタート前から和やかな様子。チーム カチューシャ・アルペシンのジャージで走るハースは、体の大きさも「ワールドツアー」級。
競輪選手とロードレース
競輪選手は短距離のスペシャリスト。競輪選手がロードレースで勝つには、スプリント勝負に関われるほどの体力と、戦略が必要になってくる。
レース中の一コマ
競輪で活躍する村上博幸はTREKの最上位モデルMADONEに跨りレースを走る。長距離を走るロードレース選手と比べると、体格の差が一目瞭然だ。集団後方ではあったが他の選手とともに「ライン」を形成して走っている姿が特徴的。
結果は残念ながら(落車による再スタート時に出走せず)DNSとなったが、迫力のあるパワフルな走りを見せてくれた。
トークショー時に大会アンバサダーである栗村修氏に「もはやロードレース選手としても通用しますよね」と言わしめた走りを見せる渡辺正光。こちらもCerveloではあるが、フラッグシップモデルS5に乗っている。
レース後には「いい位置どりができていたし、足も残っていたので(表彰台を)狙っていた」と語った。
落車に巻き込まれた高木三千成は再スタートからニュートラルバイクで出走。リムブレーキのメインバイクに対し、ディスクブレーキのニュートラルバイクで思うような動きができないかと思われたが、それでも攻めたレースを展開する高木。
レース後のトークショーでは、「シクロクロスも走るので、(ディスクブレーキへの)違和感はそこまでなかった。探りながらも、攻めてみました」と語る。怪我の状態も「酷くない」と、心配するファンを安心させた。