7月31日からフランスで開催されている、ツールアルザス。日本ナショナルチームは山岳に強い増田成幸を中心とした構成で挑む。2日目8月1日は22.3kmのフラットなコースを7周する153.4kmのレースが行われた。

初日チームタイムトライアルはトップから20秒以上差という結果に/TOUR ALSACE(フランス)開幕

第2ステージ 153.4㎞ レース結果

1 MERLIER Tim(ベルギー/CORENDON – CIRCUS) 3h19m 24s
2 DAHL Herman(ノルウェー/Joker Fuel of Norway)+0
3 DAINESE Alberto(イタリア/SEG Racing Academy)+0s
・・・32増田成幸、42岡篤志、123小石祐馬、124石橋学、127入部正太朗、136石上優大(AVC AIX)、142雨澤毅明+0s
完走162人/出走162人

入部を含む5人が先行

第2ステージは22.3kmのフラットな周回コースを7周するスピードステージ。チームは増田の先頭同タイムゴールを前提に、岡のゴールスプリント、逃げの展開がある場合には入部が動く認識でスタートした。

1周目から動きがあり入部を含む5人が先行。最大5分弱のリードで後半まで進んだ。メイン集団では皆でポジションを取りながら終盤へと向かう。

集団落車の回避で勝機を失う

入部を含む5人はラスト5kmあたりから分解し始め、ゴールには全員が吸収された形で160人の大集団スプリントとなった。スプリントに備えた岡は集団落車の回避で勝機を失い、他の5名も怪我もタイムロスも無く大集団でレースを終えた。

今日30歳となった入部は、代表チームでのレースでは毎回逃げに乗り続けることにより、終盤まで持ちこたえる実力を付けてきている。明日からは本格的な山岳ステージが始まり、増田の総合上位を狙い6名でスタートする。