2016年全日本選手権ロードレース覇者の初山翔選手と、UCIプロコンチネンタルチームのNIPPO・ヴィーニファンティーニが契約。初山選手は2017年シーズンでブリヂストン アンカー サイクリングチームを退団する。

初山翔、鈴木龍、ダミアン・モニエ、新城雄大がブリヂストンアンカーを退団

来期はヨーロッパを拠点に、世界中のトップレースを転戦するという。

初山翔選手、大門宏監督のコメント

プレスリリースより抜粋

初山翔選手のコメント

高校生のときからヨーロッパプロを目指してきました。かなり遠回りしましたが、曲がりなりにも到達できて率直に嬉しく思います。来年は今まで以上に厳しい環境に身を投じ、成長スピードに拍車をかけたいと思っております。もう多くの時間は残されていませんので、後悔することのないよう選手活動を行うつもりです。

大門宏監督のコメント

昨年、全日本チャンピオンになったシーズン後半に打診を受けたが、タイミング的に遅かったので止むなく見送ったが、今シーズンは春からツアー・オブ・ジャパンにかけ、決して 全日本チャンピオン”に慢心することなく「さらに上を目指したい」と言う強い意志が彼の走りから伝わってきた。

ツアー・オブ・ジャパンで3勝を挙げたカノラが初山の積極的な走りと結果(山岳賞獲得)を高く評価したことも決め手となった。もちろん20代前半、イタリアで試行錯誤を重ね苦労していたころ必死に覚えたであろうイタリア語で、彼とコミュニケーションが取れたこともプラスに作用したことは言うまでもない。

他のメンバーと共に少しでも世界との距離を縮め、日本のレベルアップに貢献できる選手に成長してくれることを願っている。