悪天候の中、東京オリンピックロードレースのゴール地点である富士スピードウェイを舞台に開催された2019全日本選手権ロードレース。現場にいた者にしかわからないリアルな声、走った者が抱える様々な心模様を集めてみました。

悔しさを次へ


男子エリートで7位の小林海。今年の全日本ロードは彼の24歳最後の日でした。2016年のU23全日本ダブルチャンピオンは悔しさを噛み締めて感謝を述べています。


男子U23TT 4位・ロード 44位の大前翔。医学生ライダーとして一躍注目を集める存在ですが、今年は休学を選択しプロの世界へ。究極の文武両道を目指しプロとしての後半戦を迎えます。


男子エリートTTにて2位を獲得した岡篤志はDNFに終わったロードレースでの心境を「情けない」とブログに綴っています。

未来を見据える若い選手達


アンダーやジュニアの各カテゴリーでも熱い闘いが繰り広げられました。彼らの年で全日本を制すことは、その選手の将来にも大きくプラスに働きます。

全国の精鋭達に勝負を挑み、負けたとしてもまた次へ向けて走り出す。来年のチャンピオンは今年の敗者から生まれるのかもしれません。

雨の影響は