頂上決戦、フレッシュワロンヌ
ベルギーはワロン地方で開催されるアルデンヌクラシックシリーズ2戦目。
ゴールは1周29kmの周回を2周し、このレースの目玉である「ユイの壁」(平均勾配9.6%/最大19.4%/1.3km)と呼ばれる強烈な激坂がフィニッシュとなる。
限界まで鍛え上げられたプロ選手でさえも、もがき苦しむキツさ。いかにユイの壁がキツイ坂であるかが映像で分かる。
ちなみに、現ロードレース世界チャンピオンであるアレハンドロ・バルベルデが2014〜17年で驚異の4連覇を果たした。(昨年優勝はジュリアン・アラフィリップ)
開催日:4月24日
距離:196km(男子)、119km(女子)
開催国:ベルギー
公式サイト
リエージュ〜バストーニュ〜リエージュ
アルデンヌクラシック最終戦。1892年から続く最古のクラシックレースであると共に、緑溢れる自然の景色を走り抜ける事から世界で最も美しいレースとも呼ばれている。5大モニュメントの内の1つ。
コース前半はクラシックレースらしいアップダウンが続くものの、折り返し地点であるバストーニュの街を超えてからは1km以上10%超えの丘が何度も登場する、激しいアップダウンが続く。
大きな峠が登場しないものの、驚異の獲得標高4000m超え(自転車で富士山以上の標高を上った事になる)の厳しいコース。
通常クラシックレースはスプリンターやアタックが得意なパンチャー脚質の選手が活躍するが、このレースでは上り坂に強いクライマーの選手にもチャンスがある。さらに春のクラシックレースの締め括りということもあり、激戦のタイトル争いとなる。
開催日:4月28日
距離:256km(男子)、139km(女子)
開催国:ベルギー
公式サイト